「論語」 とは
日本に儒教が伝わったのは
仏教よりも早く、513年、
継体天皇の時代に
百済より
五経博士が渡日して
伝えられたとされている。
これ以前にも、
朝鮮半島から
王仁が
「論語」及び「千字文」を持って
渡来したという伝承もあり、
概ね5世紀初めには
伝来していたというのが通説である
なぜ日本人は
『論語』を
「心のよりどころ」に
するのか
國學院大學 サイトより 論文
興味深いのは、
十七条憲法で取り入れられた
「和」は、
もともとの『論語』の中で
最も重要な言葉として
位置付けられていないという点。
徳川幕府は
朱子学を推奨し、
代表的な書物である
「四書五経(※1)」が注目される。
『論語』は
その中でも重要な書物、
学問への入り口として普及していく。
江戸時代、武士は
文武の教養を
積むことを求められ、
藩の教育機関である
「藩校」 (※2)で
『論語』を学んだ。
一方、庶民階級では
「寺子屋」が普及し、
日常生活に必要な教養を
身に着けていった。
訓蒙書の中には、
200年以上ベストセラーになった
『名著』もあるという。
「商売が成立するために
一番大事なことは
『信』だ」
と説く本も。
現代ならビジネス啓発本
といったところか。
江戸時代に出版された
『論語』の訓蒙書は
100種類を超える。
『論語』は
「人間をつくるための本」として
知られるようになっていく。
「日本人は
教育や習い事の目的の中に
『人格形成のため』などの
目的を掲げることが多い。
礼儀作法や態度、言葉遣いといった
人格を形成するための教えが
書かれている
『論語』はぴったりだった」
孔子の思想に基づいて、
本来の風水生活として
換言するなら
「食費を切り詰めながら
安普請の住まいが
現実であっても
幸福はあるものだ。
地位を得たり
金満家になりたくて
不正を働いたり、
財運アップの
風水術にばかりに
凝るのは
守銭奴のようで
つまらない人生だ。
御魂向上できる
環境を整えて
初めて
風水術という。」
「まじめに学問をコツコツと、
仕事を生真面目にしていれば
収入はあとからついてくる。」
という意味である。
そもそも
仕事もソコソコで
風水を施しても
収入は
あがりません。
日本においては
風水というと
棚ボタで
金運がアップする
という
実力と才能を
上げることを
目的にしない
悪しき勘違いが
あるのは
残念である」