丸池様
鳥海山の麓、
山形県遊佐町に位置する丸池様。
丸池様というのは
一般的な呼び名で、
正式には
鳥海山大物忌（おおものいみ）神社の
境外末社に当たる
「丸池神社」という神社。
古くから池そのものが御神体として
崇められてきました。
2008年（平成20年）には、
鳥海山信仰の一翼を担う
重要な史跡として
国指定史跡にも指定されています
江戸時代後期の1830年代に
遊佐町下長橋の風流人たちが
遊佐郷の景勝地を巡ったことを
記した
「遊佐細見往来」
という書き物には、
もし丸池様に
ごみなどを投げ入れたら、
強い風が吹いて
田畑が吹き飛ばされるので
やめなさい、
というようなことが記されています。
年間を通して約11℃と冷たく、
また、池の底から絶え間なく
水が湧いて入れ替わっているため、
池に沈んでいる樹木が
腐敗しないんだそうです。
エメラルドグリーンの池の中に
うねった原始林が
沈んでいる姿は
まるで龍のようにも見え、
より一層神秘的な雰囲気を
醸し出しています。
と、あります。
宗像三女神さま
水神や祓神、瀧神、川神である、
九州以南では海の神ともされる、
祓戸四神の一柱で
祓い浄めの女神、
瀬織津姫神さま、とも
いわれています。
人の穢れを
早川の瀬で浄めるとあり、
これは治水神としての特性であります
コロナ禍の前年までは
濁っていました
絶え間なく、訪れる人の
邪気が洗われた結果とも
いわれていました
それが、この２年間
観光客が激減したおかげで
水が澄んできたのです
不思議な事です
すべての御朱印は、
吹浦口ノ宮 のみで
いただけます。
行けてないのは
山頂だけです
鳥海山は、上級者です！
最初は、必ず
遊佐町のガイドツアーで
登山してください！
迷う山、としても
有名です
なにせ、日本海側の御山は
湿った海風が
ダイレクトに当たり
雲を発生させていますので
霧、雨が多いんです
まして
鳥海山は、活火山
かなり、歩きにくく
ストックなど
装備が必要のようです
月山は
初級者ですが
天気図を読まないと
馬の背あたり
かなりな突風が起きます