土用について
勉強してみましょう
土公神 どくしん、どこうしん
陰陽道における神の一人。
土をつかさどるとされ、
仏教における
「堅牢地神」(けんろうちしん=地天)と
同体とされる。
地域によっては
土公様(どこうさま)とも呼ばれ、
仏教における
普賢菩薩を本地とするとされる。
土をつかさどるこの神は、
季節によって遊行するとされ、
春はかまど
夏は門
秋は井戸
冬は庭
甲子~己巳:北
戊寅~癸未:東
甲午~己亥:南
戊申~癸丑:西
土を動かす工事を行うと
土公神の怒りをかい、
祟りがあるという
画像お借りいたしました
宮城県の釜神さま
土公神は、かまどの神
神道では、三宝荒神ではなく、
竈三柱神(稀に三本荒神)
を祀る
竈三柱神は
オキツヒコ(奥津日子神)
オキツヒメ(奥津比売命)
カグツチ(軻遇突智、火産霊)
オキツヒコ・オキツヒメが竈の神で
カグツチ(ホムスビ)が火の神である
かまどに祀り
朝晩に
灯明を捧げること
とされる
この神は、
不浄を嫌い、
刃物をかまどに
向けてはならない
庖丁類は
洗って拭いて
すぐに
しまいましょう
● 宮城県の、かまどの神様
(下)
神牛が、火災を
背中でこすって消したという
伝説から
●中国の釜神さま
旧暦12月23日
(または年によって24日)は
祭竈節(さいそうせつ、
チーザォチェ、または竈王節)で、
かまどの大掃除をして、
かまど神に
天帝(玉皇大帝)へ
家庭が円満であることを
報告してもらった。
この日を
旧正月(大年)に対して、
小年(シャオニェン)とも呼んで、
お正月の最終準備を開始する日
土用の間日
さまたげなし
とは
この日は
文殊菩薩が
土公神一族を清涼山に集めて
土を動かしても
祟りがないように計らってくれる日
犯土の期間は、
金神(こんじん)
(金の精で殺戮の神)の遊行日とも、
土公神(どくじん)が
本宮にあるため
土の気がもっとも盛んになる
歳徳神の正反対に位置して
戦争や大火・干ばつ・疫病を司る凶神です
動土・建築・移転・結婚・墓を作ることなど
犯すと、
「金神七殺(こんじんしちさつ)」といって
家族7人が殺されるという謂われ
巡金神・大金神・姫金神
土用の間日で
あっても
もし
大つち、小つちが
入れば
引き続き
土に関しての事は
できません
二重に強力である!
ということです
土用期間中は
土に関してのことは
手をつけることが
できません!
葬送をして墓を築く
土を動かす
竈を作る
井戸掘り、穴掘り
壁塗りなどの造作
増改築、建築
地鎮祭、土木作業始め
棟上げ、柱立て
後の時代で
考えに加わったものは
旅行、引っ越し
婚礼
開店、開業
転職、転校
新居の購入
不動産売買
不動産や建築契約
土用期間での
ケンカ、争い
訴訟、談判など
土用期間は
五行論の「脾」の
象意である!
四季の土用期間
18日間
この時は
季節と季節の間に挟まれ
「変わり目」に
あたります
心身も
次の季節のために
変わろうとしているところで
ありますので
大きなことをしますと
心身に
異常をきたすことに
なります
人の身体は
「土」
なのです
また、土壌も
土用期間に
動かしますと
植物にも影響を及ぼします
人にも
自然界にも
養生の時期
と、考えていただければ
幸いです
食生活も
胃腸に良いものをいただく
心身の養生、休息に使う
次の季節のための
整理整頓や衣替えなど
一番は、田植えの農家さんを
ご覧になられるとわかります
土用期間に
ほぼ動いていません
暦は
稲作とともにあります
稲は
天照大御神さまからのものです
【浄化方法】
朝に、一粒の梅干しをいただく
桃の季節です
桃の種、3個を
塩で洗って干して
神棚に
お供えしてください
そして
危険が及ばないように
毎日、手を合わせましょう
家の四隅に
神社で購入した、神塩を
「はらえたまえ
きよめたまえ」
と言いながら、撒き
次に
ワンカップ清酒を
(神社奉納や清めは清酒)
四隅に
「まもりたまえ
きよめたまえ」
と言いながら、撒きます
万が一
どうしても
やらねばならない時
神棚に
水、生米、塩を供え
お詣りして陳謝して
やる場所に
すべて、撒いてください
建築関係、樹木伐採は
神社でのお祓い
歳重ねなどのご祈祷が
必要ですが
まずは、ご相談ください
本来は
土用で、犯すということは
いのちと引き換えです
それでも
やりたい時は
やってください
皆様にお伝えしています
きりんさんの土用おまじないは
この土公神さま
土地まがつ神さまに
日々の感謝を込めて行じます
一度、その場所で
おまじない
しましたら
動かすことは
できません
わたしは
鉄鍋を使いまして
おまじないしましたら
蓋をして
ゴミが入らないようにして
います
また、土地神さまではありますが
ご先祖さまへの
感謝の
言葉も忘れません
2020年からの再投稿