西麻布交差点から少し歩いた場所にある、2010年10月4日にオープンした和ベースにイタリアンのエッセンスを加えたフュージョン料理。
店内はカウンター席、テーブル席、個室があります。
地下にあるお店ですが、隣の席との間隔も十分取られているので、息苦しさ等は感じません。
店名はイタリア語で「おめでとう」の意味。ひらがなにすることで、和を強調。
気になるメニューは7,800円、9,800円、11,800円のコース。
（全コース前菜四点盛り、ブリュレ、お造り、タジン鍋、焼き物、ご飯、デザートの7品、食材が変わるそうです）
高校からの友達Tちゃんと久々の食事。
7,800円のコースをいただきました。
カシスオレンジ
久々にお酒。
「アルコール控えめにしてください」と変な注文をしつつ…。
前菜４種盛り
才巻海老と胡桃の白和えは隠し味にクリームチーズを使っているそうですが、気にならない程度。
逆に白和えが苦手な人でも食べやすくなっています。
米沢牛の西京付け湯葉巻きは思ったより、味噌の味がしませんでした。
だるまイカのフリットは内臓も入っていて、ひと口サイズに切ってあり食べやすい！天草の塩と一緒に。
ペコロスのたき物はちょっと煮すぎかも。自然の甘さが感じられました。
牡蠣のブリュレ
濃厚な牡蠣をそのまま食べているかのようなブリュレ。
ちょこんとのっているキャビアが口直しになります。
茶碗蒸しサイズの大きさで、味が単調なので少なめでも満足できそう。
お造り 本日の鮮魚 三種
わらさ、石鯛、寒鯛。
創業280年の醤油蔵のみおつくし、亀戸にある味噌蔵の味噌に梅を混ぜたもの、天草の塩で。
淡白な魚ばかりなので、マグロなどあればまた違った印象だったかも。
本日のお魚料理
太刀魚の天ぷら。
付け合せのお野菜の天ぷらは蓮根、平茸、ブロッコリーニ。
どれもおいしいのですが、量が多いので女性なら半分くらいで満足できそう。
お肉料理
イベリコ豚の炭火焼き リーキという葱を添えてあります。
脂の多い部分なので、自家製の味噌だれが「和」を感じ、さっぱりといただくことができました。
こちらも量が多かったです。
名古屋コーチンと香味野菜と根菜の炊き込みご飯
土鍋で炊かれたご飯物。
蜆の赤出汁と一緒にいただきます。
1杯目はそのまま、2杯目は生卵をかけて玉子かけご飯に！！
お腹が一杯でも、玉子かけご飯はするすると食べることが出来ました！
それでも残ってしまったので、おにぎりにしてもらいお持ち帰りさせていただきました。
デザート
栗のジェラートと豆腐と無花果のレアチーズ。
秋を感じるデザート。
レアチーズは豆腐の臭みを感じず、無花果の風味がしっかりとしていました。
…もう少し食べたいデザートでした。
お酒がなくなるとお水やお茶をすぐ出してくれました。
私はあまり水分を飲まない人なので、お酒を勧められるより、お茶等を出していただく方がうれしかったりします。
全体的に量が多く、食べ終わるごとに「お腹一杯です」と言っていた私。
量が少なくて不満で帰られるよりは、満腹で満足して帰ってもらいたいということで、量が多いそうです。
炊き込みご飯も食べ切れなければおにぎりにしてくれます。
料理一つ一つ丁寧に説明があり、シェフからの紹介、お見送りもしてくれました。
個人的には5,000円くらいで魚料理、肉料理の量が半分くらいのお酒を飲む人、女子会向けの少なめコースがあっても良いかな？と感じました。
西麻布あうぐーり
東京都港区西麻布1-12-4
西麻布紀伊国屋ビルB1F
オフィシャルサイト http://augu-ri.jp/
食べログ 西麻布あうぐーり （割烹・小料理 / 六本木駅、乃木坂駅、広尾駅）
