EGIMA J-20

シリアルから1975年製でEKON楽器株式会社で作られたMADE IN JAPANです。M.TAKATOの焼き印があります。長野県伊那市高遠、桜で有名ですね!又ENAと入ったラベルを見た事がありますが!恵那市、じゃなく伊那なんですよ!長年調べたら長野の楽器製作所でしらべたらEKON楽器とでてきました。EGIMA- EKON-Gallan- などのアコースティックギターを作っていました。


EGIMAギターはギブソンのコピーモデルをオークションで見る事がありますがこのマーティンタイプはあまり見る事の無いモデルです。

この上の機種のJ-25とJ-30などはたまにはオークションで見かけますがなぜか人気があり良い作りだと思います。EGIMAは聞いた事のあると言う方が多いと思います。その他にEKONと言うギターも同じ所で作られた物です。又ギャランと言うギターとくにギブソンのコピーモデルでラベルまで似せた作りです。

この物はJ-20でこの上の機種のJ-25はどっかの楽器屋が動画をあげていますが、SUZUKIバイオリン製と言ったけど何を根拠に言っておられるのか!驚きです!

ポジションマークが違うだけでJ-20はドット、
J-25はヘキサゴン、J-30はギルドD55の様なマザーオブパール四角にアバロン三角です。
又J-〇〇シリーズサイド、バックがジャカランダのJ-でR-〇〇もありR-はローズのRになっている見たいです。
当時の定価が2万、2万5千円、3万でオール合板です。J-〇〇はサイド、バックはすべてがハカランダの合板で内側はもろ白い合板です!
シャム柿とか訳の分からない事を言う方がいますが❗️事実J-〇〇のJ-はジャカランダ=ハカランダの意味を示しています。

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ロットカバーにもEGIMAと入ています。ハカランダの突き板と丁寧な作りです。ヘッド真中にキズがあります。トラストロットカバーにヒビがあります。スズキバイオリンでしたらロットカバーにスズキのマークが入っています。Sのマークじゃあないよ😅www.

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半端ねぇハカランダの模様!丁寧な作りと音も半端ねぇ本当にこれJ-20かと思います!
打コンがセンターに1ヶ所あります。

ネック裏にもキズがあります。

トップ下にキズがあります。

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サイド、バックがハカランダの合板です。このエギマでしか見たことの無いヘビのウロコの様なキレイなハカランダです。

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内側はモロ合板です(。>д<)

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ローズウットの指板だと思います。が
ハカランダの可能性もありますね?

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ナット、サドル、ブリッジピンは牛骨で半端ねぇ鳴りです。

ブリッジがSUZUKIバイオリンはクリアーなニスで塗られていますがこの物は何も塗られていません。ブリッジは指板と違い黒いエボニーかな?

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トップホール周りは薄く加工されています。ホール内横から見ると単板にも見えますが!ホール内上下を見れば合板です。型番から合板です。
どこかのショップではSUZUKIバイオリンのOEMと言っていましたが!
SUZUKIバイオリンてあまりハカランダ材がなかたよね!W-500のラウンドショルダーのしか見たことがないよ!KISO SUZUKIは大量にありましたが!質感がやはり違います。
ロットカバー、ハカランダの材からも違うと思います。SUZUKIならラベルに絶対名前を入れてます。
http://yahoo.aleado.com/lot?auctionID=b292954254 36500円で購入し牛骨にして、ケースが付いていませんでした!のでハードケースを購入しました。+α
ヘッドのキズその他からこの固体です。J-20はここ5年ネット、オークションでチェックしてますが見た事ないです!この個体しか見た事無いです。
本当大変珍しく貴重なギターです。