『真夜中に思い出す言葉 の1 』
「 どうして こんな事 私に教えたの? 」
裸の君がボソッと口にする・・・
ちょっと不意打ち。
「・・拙かったのか?」
「うん」
「どうして?」
「私の体 どんどん変ってく・・・
前はもっとキレイだったもの。
どんどん汚れてく 」
涙眼の君を俺はどうすればいいんだ?
「そんな事ないよ。綺麗だよ」
と、
言ってみる?
気休めにもならないか・・・
男の罪か?
男の所為だろうけど、いけない事か?
俺達で居る事の不安がそうさせるのか?
どうしたら君は安らげる?
君は裸のままベッドの上で膝を抱えてる。
「そんな格好じゃ 風邪引くよ」
僕は君の体に毛布を巻き付け
自分も一緒に包まって隣りに座る。
「こうしているの、 イヤか?」
「 イヤじゃないから 悲しいのよ」
僕は毛布の上から君の肩を抱いた。
君は僕の胸に頭を預けてくれた。
「泣いてもいい?」
「ああ 」
君は涙を流しながら僕にキスをした。
「私って バカね 」
僕は君の涙を拭って、君の額にキスをした。
君の重たいものを持とうと思った。
「一人で抱えるなよ。 その為に俺が居るよ」
「あなたの所為なのに?」
「だからさ」
俺にしては、 ちょっとした 決心。