彼女からの手紙 の8  <12月8日> | みいざわ よしかず 公式ブログ

彼女からの手紙 の8  <12月8日>

***** 12月8日 消印

その後おげんきですか。
あまり手紙出さないように と思ったけど
出しちゃった。
あと一ヶ月位しかないですね。
泣いても笑ってもって感じ。
頑張ってね。影ながら応援してあげる。
もし受かったら二人だけでおいわいしようね。
どこかへ旅行したいナ。
きっと合格する。
そして東京へ行っちゃうだね。
あなた一人で・・・・・
淋しい 淋しい。
東京なんて行ったらしばらく会えないもの。
向こうで誰かいい人見つけて、
私のことなんか
忘れてしまうかもしれないね。
それでもいい。
今の 現在の、あなたに対するこの気持ちを
大切にしたいから・・・
この前、せっちゃんに会いました。
だんな さん紹介してもらったけど、
とってもやさしそうな人だった。
せっちゃん、幸せそうだったわ。
あ...あ。
私がおよめに行けるのは何十年先の話でしょうか。
早くおよめに行って落ち着きたいです。
あなた・・・・・もらって。  
ナンテネ。(ウフフ)

何かこの頃、とっても不安なの。
離れていってしまいそうで・・・・
私、もう疲れちゃった。
精神的にも肉体的にも・・・・・
骨も体も頭もバラバラになりそう。
ノリかボンドで、くっつけなければいけないわ。
昨日も、あなたの夢、見ちゃった。
おとといも、ずっうと前も
この頃よ~く見るのよ。
毎日夢の中で会っているから、
そんなに淋しくない。
でもね。夢からさめると、
やっぱり・・・・・
だって、そばに、誰もいないんだもの。
夢の中ではず~っと一緒にいたのにね。
夢なんかじゃなく本当に会いたい。
あなた、今、何しているかナア。
もう少しでお正月だね。
今年一年、振り返ってみてどんなこと、
思いますか?
来年の夢はナアニ? 
早いね。
あっと言う間に過ぎちゃった。
私の今年の一年はきびしかった。
きびしいというよりつらかったナ。
社会って甘くないね。
お互い、もっともっと苦労しなくてはね。
私、自分自身がすごく子供だと思う。
会社って、
こんなにつらくきびしいものだとは
思わなかった。
××がもう少し心の広い人だったら、
人間的に、もっともっと
幅のある人だったら私の考え方は
違っていたかも知れない。
今の私、仕事にも対人関係にも
自信がなくなりそう。
もっともっと人間的に成長しなくては・・・・・
と、思っている私。
あなた 今、どんなこと考えている? 
もう少しで成人式だね。早いねえ。
私達が交際を始めたのは私が14歳の頃。
もう5年位もたつんだね。早い早い。
20才か・・・・・20才ね。 
何かプレゼントしなくちゃ。
今一番何欲しい?
今は、とにかく大学に受かることを
祈っているだけかナ。

こんなこと言ったら、
おこられるかも知れないけど、
あなたが、東京に行っちゃうなんて
本当にいや!
絶対にいや!!
いやだあ。もう一つおまけにいやあ。
私もついて行く。
だって、
一人になるのつらいし耐えられないもの。
今の所だったらいつでも帰ってこれるけど
東京なんてそう簡単に帰ってこれないもの。
本当にいやだナ。
こっちの大学にすればいいのに・・・・・
ごめんね。
こんなわががまま言って。
私・・・・・本当、つらいんだ。

また、あなたの所へ遊びに行くかも知れない。
22日(土)休みかも知れないの。
もし、あなたがいいって言ったら行きたいナ。
   だめ?
手紙どうもありがとう。うれしかったわ。 
この手紙ね、だいぶ前に書いたんだけど
出してしまったら、
何となく淋しくなっちゃうから
出さないでおいたの。
変な私だね。
じゃ。  くれぐれも体に気をつけてね。
あなた この頃、やせてきたから・・・・・ね。
これでも
うーーーんと心配しているんだから・・・・・
あなた一人の体じゃないんだゾ。
あまり 徹夜  しないように! 
ほどほどにして下さい。


      返事 チョ-ダイな、待ってますヨ。
                       
じゃあね。頑張ってね。
               
会いたいナ。会いたい・・・・・・・・・・

*****

ああ。俺、こういうの。弱いんだよね。
もう・・・
「木綿のハンカチーフ」の不安だよね。
大都会での彼・・・
思うだけで、ゾッとするだろうな。
夢にも彼が出てくる?
たまんないね。
受験には成功して欲しいだろうし、
かといって、
もっと離れるのは、我慢出来ないよね。
なんとかなんないの?
と、ついリキんでしまうよ。ヾ(^^ )

で、なに!14からだって? 
ちょっとオドロキだよね。
と、賛同を求めたくなる。

14って、中2か中3じゃん。
おいおい、意春期、独り占め? 
なんだろうな。  彼。


少女から大人まで彼は見ている訳だよ。
ま、彼も少年からだんだん若者になっている
のだけど・・・

彼女の手紙を読むと、
ちょっと 胸キュン してしまう。 

僕でなくても、ナントカしてやりたく
なるだろう?

と、思っている自分に気づいて、
フッと我に帰る。

ある意味、身体に悪いよ。

当事者の彼らは、どんなだったのだろ?

まぁ、今、似たような実体験している
カップルがいるかも知れないと思うと、
がんばれぇ~! と、
素直に思ったりする。