いつもありがとうございます、ゆずりはです
暑い日々に向けて、
スーパーでゼリエースのいちご味とみかん缶詰を買ってきました。
冷蔵庫の中は、いま、ゼリーでいっぱい
お菓子作りが得意でなかった母が、
たまに作ってくれたおやつ、
お湯とお水で溶いて冷やし固める、
シンプルにできる、
みかんが入ったゼリエースを、
幼稚園の頃、よく食べていた記憶があります。
スプーンですくって、空中に浮かせると、
光が入って、
赤い透明な色が本当に綺麗で、
宝石箱というアイスと同じくらい、
幼かったわたしには、特別な食べ物でした。
小学生にもなれば、
自分で作ることができるから、
それ以降は、
たまに作った記憶はあるけれど、
段々と食べなくなっていって…
30代半ばに、
ふとした時に人が作ってくれたゼリエースに再会して、
以来、1年に1度くらい、夏に食べます。
そう言えば、
こんな形のゼリー型が昔はおうちにあったなあ…
わたし以外は誰も食べないので、
作るのも食べるのもわたしだけなのですが、
それでも、
これを食べる度に、
おつかいにいく時に車通りの激しい道を歩く時に、
心配性の母がわたしの手をきつく握る感覚や、
この味を食べる時は、にこにこ、安心していたなあという感覚を思い出すので、
これも１つのおふくろの味かもしれません。
いつか、また、誰かがわたしのために作ってくれたゼリエースが食べたいかも…
