MORRIEさんの還暦記念祭に行ってから約2週間経ちました。

あのときの記憶の残り香をお届けできれば。




MORRIEさんの曲のタイトルに『Death Is A Flower』というものがあります。

このワンセンテンス、“Death is a flower”にはMORRIEさんの思想や観念が凝縮されていると思っていて、バタイユにおける「死」やニーチェにおける「遊戯」「永劫回帰」を重ねてしまいます。


バタイユは言います。

「エロティシズムとは、死に至るまでの生の称揚である」

絶対的否定性たる《死》へと身を躍らせるバタイユ論。


そして、ニーチェ「ツァラトゥストラ」から。

「一切は行き、一切は帰る。存在の車輪はまわっている。一切は死んでゆく、一切はふたたび花咲く。存在の年は永遠にめぐっている」

「一瞬一瞬に存在は始まる。それぞれの『ここ』を中心にして『かなた』の球はまわっている。中心は至るところにある。永遠の歩む道は曲線である」



私たちは幻想を横断し続けるのでしょう。

無限にその戯れをたわむれるということ──



〈おまけ画像〉

下絵です。

月の模様は大体のアタリをとって、ほぼぶっつけ本番で描きました。

楽しかったあ〜