浅田彰『構造と力』の第一章まで読んでしまいました。

集中して一気に読んじゃった感じです。

読んでいる間、私は文章のまとまりから逐一ラカンの精神分析理論を掬い上げていたし、実にそれをメロディのようにして聴いていたと思う。

ラカン派の理論とフランス現代思想における反ラカン的モチーフとの共通部分・重なりは、まるでメロディとコードの関係のようですね。

(『構造と力』第一章を読んだ後、松本卓也『享楽社会論 現代ラカン派の展開』の第一章「現代ラカン派の見取り図」を読み返してみたくなったので、そうしたところ、やはり双対性を感じてしまった)

ふふふ😏


文庫本巻末の千葉雅也さんの解説のおかげで、本書をちゃんと最後まで読めそうです!

理解の深度化につながって手応えを感じてます。


追伸

わかんないカタカナ語が出てきた場合、前後の文脈でうっすら理解できそうなら、そのまま読み流して読書のグルーヴ感(筆者と読者のリズム・テンポの重なり合い)を最優先にしました。

反対に、謎のカタカナ語が読書のグルーヴが立ち消えるほどの異物感・わかんなさを主張していたときに限り、スマホを起動して素直に意味を調べましたよん。