あらすじ
旧東ドイツ生まれの作家クレメンス・マイヤーの短編小説「通路にて」を、同じく旧東ドイツ出身のトーマス・ステューバー監督が映画化した。
ライプツィヒ近郊の田舎町に建つ巨大スーパー。
在庫管理係として働きはじめた無口な青年クリスティアンは、一緒に働く年上の女性マリオンに恋心を抱く。
仕事を教えてくれるブルーノは、そんなクリスティアンを静かに見守っている。
少し風変わりだが素朴で心優しい従業員たち。
それぞれ心の痛みを抱えているからこそ、互いに立ち入りすぎない節度を保っていたが……。