来年の日本美人会バイオリンコンサートは、篠崎史紀(マロ)さん! | 結月美妃の“あれアレこれコレ”

来年の日本美人会バイオリンコンサートは、篠崎史紀(マロ)さん!

 結月でございます。

 今日はビッグなお知らせを日本美人会からしようと思う。

 ナナナナナント! 来年の日本美人会バイオリンコンサートは、NHK交響楽団コンサートマスターのマロさん、つまり篠崎史紀さんなのです!

 うぉ~! 大感激ー!

 パチパチパチパチパチ!クラッカー

 ちょうど講談社の現代ビジネスで、週刊プレイボーイ元編集長の島地勝彦さんと対談が掲載中で、今日はちょうど三回目なので、こちらも見てほしい。

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40489

 マロさんはバイオリンが超一流なのはもちろんのこと、実はすごい伊達男で、わたしはこれまでにマロさん以上の伊達男を見たことがない。

 島地さんとの対談のためにサロン・ド・シマジ本店に現れたマロさんが手にしていた「蛇バッグ」を発見したわたしは、またしてもマロさんにやられてしまったとぶっ飛んでしまった。

 これは対談の写真を見てもらうとわかるけれど、本物のコブラをバッグにしたもので、コブラの頭が両サイドにちゃんとくっついている。

 これを見た瞬間、対談でも述べられている通り、わたしも島地さんのクロコダイルバッグは敗北したとその場で口にはしなかったが確信してしまった。しかし、島地さんのメガネコレクションはマロさんも敵わない。

 でも、わたしはこのマロさんの伊達男ぶりを愛する島地さんに見てほしくて、マロさんを紹介したからよかった。

 そうなんだよ、マロさんはこれなんだよ。身につけるものは何でもオリジナルで自分オンリーのものを作ってしまう。しかもどれも内容がどれもぶっ飛び。他人がやらないようなことを、自然にやってしまうからマロさんはカッコいいんだよ。

 だから、バイオリンもマロさんサウンドで、マロさんの音だから聴きたくなっちゃう。

 学生のとき、マロさんのコンサート、それはピアニストは清水和音さんでベートーヴェンのスプリングソナタや小品をやったのを観たけど、生まれて初めて、「終わってほしくない、もっともっと弾いてほしい」というコンサートを体験した。

 それくらいマロさんのバイオリンはおもしろくて、オリジナルで、聴いたことがないちょっと風変わりなこともやったり、エキサイティングで、ユーモアがたっぷりで、色気もあって、そしてメチャクチャ上手い!

 それはバイオリンを弾かなくても「マロさん」というキャラクターがおもしろいからであって、これは成ろうとして成れるものではないのです。

 そんな素敵すぎるマロさんは日本美人会の愛すべきメンバーのためにコンサートをしてくれる。

 学生の頃、釘付けになって観たマロさんのコンサートが自分が主催者となってできるこの喜び! みんなはわかってくれるか!?

 マロさんは超多忙で、スケジュールもぎっしりな中、日本美人会コンサートは土日祝日しかできない。平日だとお客さんが着物で来ることができない。

 そうなると、多忙極まるマロさんのスケジュールの中、ほんの数日しか空いておらず、しかもコンサートホールは通常一年半前から予約受付開始だからホールも予約でほとんど埋まっている。

 そんな厳しい条件の中、本命だった銀座の王子ホールでマロさんのスケジュールもOKでホールもそこだけが空いていた来年2015年5月5日にドンピシャとなり、王子ホールから使用OKの許可書をもらったときは、わたしは恍惚となった。

 ホールに支払いも済ませた。これでコンサートはできる。

 これから曲目をマロさんと決めていくんだけど、マロさんに弾いてほしい曲はたくさんある。そして、マロさんも日本美人会メンバーに聴いてほしいものもあるだろうから、すばらしいプログラムになることは間違いないでしょう。

 バイオリンと伴奏がピアノで、存分にマロ・サウンドを味わえる曲になると思う。

 そして、コンサートがちょうどゴールデンウィークなので、この日に合わせてわたしの夢である「銀座に着物女性が1000人集まる」ことをやりたい。

 王子ホールは室内楽ホールで座席数は312席。客席が全部着物女性でもあと700人足りない。

 ただ、客席が全員着物女性というのはまだ無理だし、メンバーのお友達や旦那さんとか、そういうひとにも聴いてほしいからコンサートは男禁制にはもちろんしません。でも、できるだけたくさんの着物女性を集まってほしい。

 それはステージから見れば、ものすごい光景に違いなく、誰も見たことはないものでしょう。

 ローマは一日にしてならず。

 いきなり銀座に1000人は難しいから、何とか3年かけて、ゴールデンウィークの時期を三回かけて1000人狙いたいと思う。

 そして、三年目でもし1000人に到達したら、このプロジェクトは終了するつもり。なぜなら、こういう企画は三回で飽きられるだろうから。

 でも、それでいいと思う。三年かけてやってみて、プロジェクトは終わってもそれをきっかけに着物を着られるようになるひとが増えたってことになればいいんですよ。そうなれば、そんな企画など必要とせずに、自分で着たいときにいつでも着られるようになれば着物が定着するでしょう。

 定着のためにはまず何かきっかけがないと人間はやらないし、具体的に着物がどういうものか、着物の女のひとがたくさんいたら、どれだけ美しいものかを実際に見てみないと人間はわからないんですよ。

 だから、それを現実に見る機会になって、そこから着物を着るひとが普通にいるようになればいい。

 三年やって成功すればよし。成し遂げられなくてもそれが自分の実力だったということで未練はなし。

 成功しても成し遂げられなくても、三回やって着物女性を1000人というのはやめてしまって、次はまた別のことを考えます。だって、同じことばかりずっとやっても、わたし自身が飽きるからね。

 でも、音楽は好きだから、コンサート企画はやるかな。やるつもりではいるんだけど。

 やっぱりオーケストラをやりたいね。企画したい交響曲はたくさんあるよ。ただ、そうなると大ホールで2000人以上となるからね。それをただのコンサートでなく、うちでしか聴けないものにするにはすぐにはできない。

 いずれにしても、まずは来年の5月5日(火)。この日の王子ホールの客席をだれだけ着物美人で埋めるかだね。これは簡単なことじゃない。着物はそれくらい自分で着ることがハードルが高くなってしまっているから。

 当日だって、わたしは朝からリハーサルに立ち会ったり忙しいから、いつものように着付けはしてあげられないよ。もしやれても最大10人くらいかな。

 しかし、着物女性を銀座に集めるっていうことはマロさんも賛同してくれていてコンサートを引き受けてくれた。だから客席を着物女性をたくさんにしてステージからその美しさをマロさんに見せたい。

 さて、マロさんのコンサートは、チケット販売開始15分で完売するほどの人気。

 マロさんを知る人には咽喉から手が出るほどチケットがほしい。そんなコンサートを日本美人会でやります。

 来年5月5日だから、まだまだ先と思ったら、あっという間だからね。着物をひとりで着られないひとは、着られるようにしてください。

 なので、来年のコンサートに着物で参加したいひとは、今からでも着付けをできるようにしておくのがいいです。わたしが教えますから、連絡ください。

 わたしが心配しているのは、こういう素敵な企画なのに、間違って悪徳着付け教室に行ってしまって、押し売りされて最悪なことになるひとが出ること。

 それは着付け教室に悪徳が多すぎるから悪いんだけど、無料で教えてくれるとか、ワンコインでとか、普通、ひとからものを教わるのにそんなプライスで経営ができるわけがないということを知らないから、タダでとか、安くとかで済ませようと思って騙される。

 そういうところに行くほうも行くほうだと思いつつ、でも悪徳着付け教室に限ってそれを感じさせないうまいやり方で客を集めるからね。

 せっかく着物でマロさんのコンサートに行こうと思って、変なところで騙されるとわたしは哀しい。というより許せないって思う。

 ともかく、そういうところがあるのを気をつけてほしい。

 これからコンサート情報、チケット情報などは随時お知らせしていきます。

 来年の5月5日は素敵な日になるから、楽しみにしていてください。

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