本来安曇野から翌日の平湯での

キャンプに備えて、近くでの旅館で

宿泊を決めました。

生憎キャンプはなくなりましたが。


とは言え平湯は冬季旅の定番なので

その近くで行ったことのない

福地温泉を夫が予約してくれました。

お盆時なので節約も兼ねてリーズナブルな

お宿に。


最初は上高地に行く予定もあったから

上高地で泊まりたかったけど

当然どこも恐ろしい値段でしたよ。



事前に動画等を見ていたけれど

ここまで立派だとは思わなかったです。

ぶっちゃけキャンプ前に体力温存が

出来ればいいや、くらいの気持ちだったし笑


少人数でまわしているようですが

とても丁寧で温かみのある接客で

この値段でこの感じすごいね!と夫。


ロビーの囲炉裏が素敵★

でも、不思議なことにチェックインの時間

を過ぎても誰も他にお客さんが来ません。


そこまで小さな旅館でもないのに

この繁忙期になんで?

と少しビビりながらも

その間に大浴場・露天風呂・貸切風呂2つ

貸切足湯を短い時間で一人堪能。


夫は食後に入るーとのことで

空いてるうちに私だけ一通り体験笑


でも、4つあるはずの貸切風呂は

口コミや動画を参考にしてても

かなり前から2つしか使えず

このハイシーズン期も同じでした。


湯量の問題か老朽化なのか…


HPには未だしっかりアピールされてるので

そこは修繕をちゃんとするか

湯量の問題なら訂正しておいてほしい。


そして貸切風呂の更衣室は

照明の設備はあるのに

スイッチがどこを探してもなくて。


フロントで、大浴場は24時間入れますが

貸切風呂は夜〇〇時までです

電気が消えちゃうので…


って言ってたけど15時に行こうが

朝8時に行こうが電気はついておらず

やっぱり夫もどこを探してもスイッチが

なかったと言ってました。


電気ないから夜〇〇時までって意味だった?

と思ったけど、フロントに聞くほどの

ことでもなかったのでそのまま。


貸切風呂は本館から離れて外に出て

明かりのない階段を

地下に下るような感覚なので

陽の光があっても更衣室は結構暗くて

昼間でも若干心細かったのはホント。

でも風呂自体は露天で外が明るければ

問題なし。


予約とかはなくて

ドアが空いてたら何度でも入れます。


私は2箇所とも2回、足湯は3回利用したけど

誰も来なかったし

利用してきたような人も見なかった。


っていうか、繁忙期なのに

朝や夕方はともかく

夜食後に大浴場入りに行った時も

誰もいなくて驚愕!


洗面台は1台でドライヤーは2つしかない

(しかも一つは壊れてて実質1台)

ことに衝撃を受けたけど

こんななら大きな設備は必要ないのか笑

ドライヤーなら部屋のを使えばいいし。


とにかく外はなかなかどっしりとして

いますが、かなり年季の入ったお宿で

客室冷蔵庫も昔ながらの?で

自分たちが買ったものは入れれなくて

入っているドリンクを抜くと

自動的に精算されるシステムの。


朝(多分チェックアウト直前かな?)

になると自動的に扉にロックがかかって

冷蔵庫が開かなくなるみたい。


えぇー…それは計算外。

てかそんな冷蔵庫、今まで

生きてきた中で見たほぼ記憶が

子どものころの1回ほどしかないわ。


近くの小さなスーパーで飲み物を

買ってきてたからどーしよー。

と思ったけど、チルド室っぽいとこが

上部にあったからそこにつっこみました笑


エアコンも箱型笑でしたし

ドアはオートロックではなく

鍵で開けるタイプ。


お茶は1杯ずつ懐紙に包まれて

小さなジップロックに入ってるし

コーヒーはなし。

お菓子は銘菓で美味しかったウインク


お布団がふかふかで気持ちよかった!



窓からの景色は雨でも風情があっていいね

窓からはすがすがしい山の景色。

古びた設備が気にならないくらい

のんびりゆったりリラックスできます。


夕食朝食はどちらも個室。

部屋食にしなかったけれど

結局普通の客室を食事用の個室にしていて

すごく贅沢な気持ちになりました。


きっと働き手がいないのか、泊める

お客さんを制限してるんだろうな。

で使わない部屋を食事の個室部屋に

してるんだろうなと。



部屋数はたくさんあって、繁忙期なのに

お客さんは一組の団体(親戚っぼかった)

ともう一組くらいしかいなかったのに

サイトでは空室なしだったから

切実な理由があるのでしょう。

泊まる側はゆったりできていいです。


朝食時以外、他のお客さんと一度も

館内ですれ違いませんでした。


肝心のお食事は

夜はとても豪華で


海の幸、山の幸、天ぷら、飛騨牛、そば

とまあ盛りだくさん。


でも私たち、一番旅先で食べている

飛騨牛がやっぱり合わなくて。

甘い脂の感じがどうもだめ。


ここは選べなかったので

仕方ないけれど、今後は飛騨牛の出る

料理は選ばないと誓いました。


一口目は美味しいんだけどね…


これはまだ序盤です

食事の内容を調べなかったので

タイミング悪く

そばと天ぷらが出てきてしまい

昼と丸かぶり。


またこのそばが柔かすぎて

ちょっと苦手でした。

料理のボリュームはすごいです!


そして、残念だったのは朝食。

奥飛騨らしく朴葉味噌の朝ご飯。


旅館の朝ご飯って、ご飯ありきのおかず

じゃないですか。

そのご飯が…おいしくない…


黄色いし、パサパサで

今まで食べたことない変わった藥品ぽい

味がする。

いつもただでもらう代わりに

古米、古古米を食べ慣れている

私たちがそう思うんだからよっぽど。


白米大好きっ子の夫は

テンションガタ落ちで

「朝ご飯はないわぁ」って嘆いてました。


このコメ不足のご時世だから

仕方ないんですけどね。

夜は問題なかったから少し残念。


ほかは美味しかったです。


夜は坂の上の広場で夏祭り(お盆の間)を

朝はレトロなお店で朝市を楽しめて

こじんまりして静かでほっと落ち着ける

そんな福地温泉、すごくよかったです。


山に囲まれて空気もきれいで

真夏でも雨が降れば肌寒くて

規模は小さいけど平湯より落ち着いていいね

ってそんな会話をしながら

この旅を終えました。


こんなレトロな看板のある朝市
野菜がすごく安くて美味しかった!


本来は上高地と平湯でキャンプでしたが
人の多さで上高地は見送り
天気でキャンプは見送りましたが。

福地温泉2日目は朝から土砂降りで
午後からは平湯あたりは警報も出てたし
その影響で、上高地付近のトンネルが
封鎖されてお盆休みのタイミングで
上高地自体閉鎖されたので
ほんとに私たち、いい選択したなって
思えました。

なかなか予約の取れないアクティビティ
高山での念願だったガッタンゴーも
大雨で楽しめないだろうと
キャンセルせざるを得なかったのは
唯一心残り。

でもすごくリフレッシュできた
夏旅でしたおねがい