出版のお話 | 【京都】料理盛り付け&テーブルコーディネート教室・資格取得【大阪・奈良・滋賀】

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1か月ほど前に、ある出版社から書籍出版のお話を頂きました。

 

出版社の方と数回お会いし、これまでの私の経歴などを全てお話をしたところ、私のこれまでの経験をもとに自叙伝を書いてほしいとのことでした。

 

 

 

この1か月間、ずっと悩みました。

 

 

 

寝ている間もずっと出版のことを考えるようになり、寝られない日々が続きました。

 

 

なぜ、そんなに悩んだのか…

 

なぜ、こんなに苦しかったのか…

 

 

それを今日は書こうかと思います。(長文になりますm(_ _)m)

 

 

出版社の方は、私がテーブルコーディネーターとしての経験が浅い事は知っていました。

 

でも、私の資格取得や出産までの経緯など、

 

 

 

辛い時期があってこその今がある” 

 
 

 

 

という事を書いてほしいと言われたのです。

 

それを書くことによって、今現在、妊活や育児や奮闘している方々の心に響く本を書いてほしいと…。

 

 

 

 

 

お話を頂いたときの私の気持ちはこうでした。

 

「私が私の事を書くことで誰かが救われるかもしれない!」

 

 

 

 

 

 

でも、私は私の事しか考えていなかったのです。

 

 

 

 

人は誰にでも人には言えない過去の苦しみや辛い記憶を持って今を生きていると思います。

 

 

 

私も同じです。

 

 

 

でも、私はその辛い過去を消したいと思ったことは一度もありません。

 

どんなに人に避難されるような事であっても、過去がなければ現在の私はいないと思うからです。

 

 

 

 

 

私に起こることは全て正しい

 

 

 

 

 

そう思って今まで生きてきました。

 

 

 

よって、本の出版に当たり、自分の辛い過去も語らなければ、今の自分を本で表現することはできないと思っているし、語るべきだと思っていました。

 

 

 

 

 

でも、私は私の事しか考えていなかったのです。

 

 

 

 

 

 

私は、

 

本を書くことによって傷つくかもしれない大切な人たちの事

 

を考えていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

母の言葉は私の胸に突き刺さりました。

 

 

「私は今まであなたをどれだけ守ってきたことか…。

あなたの辛い過去をひた隠しにし、あなたが幸せになれるように常に周りから守ってきたの。」

 

 

心の奥底をえぐられるような、痛くて辛い気持ちになりました。

 

 

 

 

 

私は大人になり、結婚をし、母親になり…

自分もになったつもりでいました。

 

 

 

でも、私は母の前では子どもでした。

 

守られてきたことを知らなかったのです。

 

 

 

 

「本は、自分が書きたい、伝えたいと思ったら書いたらいい」

 

大切な人たちにはそう言われました。

 

 

 

 

 

私は、書きたいと思いました。

 

私の過去には壮絶な時期がありました。

 

でも、その辛い過去を悔いてはいません。

 

どんな辛い時期があっても、必ず、それが良かったと思える日がくると信じて生きてきました。

 

 

 

 

私に起こることは全て正しい

 

あなたに起こることは全て正しい

 

 

 

それを伝えたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

でも私は、

 

その言葉で救われるかもしれない人よりも、

 

たった1人、私を守ってきた人を守ることを選びました。

 

 

 

 

 

昨日、出版のお話はお断りしました。

 

 

 

 

 

 

長い間お返事を待たせてしまった出版社の方には大変申し訳ない事をしたと思っています。

出版までの流れや章立てなど、色々構想を考えて頂いたにも関わらず、時間だけを費やしてしまい、本当に心が痛いです。

 

 

 

 

 

 

 

私は人を嫌いになりません。

 

キレイごとや偽善者と言われても全く気にしません。

 

どんな悪口を叩かれても、全く気にしません。

 

自慢も愚痴も全く嫌だと思いません。

 

 

 

 

 

それは過去に積み重ねてきた経験や記憶が、今の私を作り上げたからです。

 

 

 

 

でも、それは本に書かなくても、お客様にはきっと伝わる。

 

少しずつでも、伝わる。

 

 

 

そう信じて、今は本の出版はやめます。

 

 

 

 

 

いつか、大切な人たちからも応援してもらいながら書ける日が来るのを待ちます。

 

 

 

 

 

この出版のお話が来てからの1か月、辛い過去を思い出し、本当に過去と向き合えるのか悩んだ時期もありました。

 

 

 

 

自分が自分をいかに主観的に見ているのかを、思い知らされた1か月でもありました。

 

 

 

私は私だけじゃなくて、私以外の人間によって作られている。

 

 

 

そう思った1か月でもありました。

 

 

 

 

私に起こったことは全て正しい。

 

 

この1か月間が、いつか私を助けてくれる。

 

 

そう思っています。