JDLの2025シーズンが終了しました、個人の振り返りは年間結果が発表されてから行いますが、その前に今シーズンのコンストラクターについて、書いてみたいと思います!
JDLのコンストラクターとは?
知らない方の為に、簡単に説明するといわゆるチーム戦です。1チーム7名で各ラウンド毎に3名の代表選手を指名し、その代表3名の各ラウンドでのポイントを7戦分合計したポイントで年間順位を競う戦いです
2023シーズンに始まり、今年で3回目で、過去2回は“BMS Racing Japan with BRIDE”と“SNW”がそれぞれチャンピオンとなっています。
我らがYZRacingも、第1回から参加し、9位→4位ときて、今シーズンは3位表彰台を目指していました!
では、まずは今シーズンのコンストラクターの結果から見ていきましょう

優勝は昨年のリベンジを果たしたBMS Racing Japan with BRIDE!
戦前の予想通り、今年は盤石でしたね
第2位はSNW、犬飼ファミリー、特に大樹君が安定して好成績だったのが印象的です
第3位、、、FDF!今年は奏多選手が抜けていた時も、大地君、井上さん、河野さんまでもプロクラスに上がって着実にポイントゲット、ライバルながら流石でした
そして第4位に、YZRacing!!
FDFとの熾烈な3位争いでしたが、あと1歩及ばず、、、目標の3位以内は来シーズンに持ち越しです
とはいえ、少ないメンバーで良く頑張りました!
第5位はTukuba Sky Racers、TAKAさんが病気で抜けたりGEN君が受験で休んだりで安定してポイントが稼げ無かったですが、それでも地力を見せて5位は流石です!
第6位はWTWHIVEの皆さんです、keraさん加入で順位あげて来ました!個性の強いチームだし本気で狙えば、もっと上位に来そうだけど、、、
どうなんでしょうか?MADさん次第か?
第7位はろまん、a2cさん率いるベテランチーム!今シーズンはa2cさんが大活躍でしたね
第8位はCROWN(2軍)、2軍と言いながら1軍を抜かす、松橋さんの高等戦術でしょうか?後半の西日本エリアのラウンドも来シーズンは沢山出場してポイント稼いで欲しいですね
第9位にHDC、北は北海道からの参戦でしたが、なんだかんだで全戦エントリーしてるの凄いです、順位も昨年の12位からジャンプアップ!
10位以下は割愛させて頂きます、田邉さんお疲れ様でした
1位と2位は逆転しましたが、3位から5位は昨年と同じチームでした、来シーズンはどんな戦いが待ってるのでしょうか?
結果発表はここまでとして、ここからは別観点で振り返ってみたいと思います。
ご存知の通り、今シーズンは、過去2回のシーズンから、大きくレギュレーションが変わったシーズンでもあります。成功点と新たな課題を考えてみました。
まず、変更点をまとめると
①クラス毎に獲得出来るポイント固定された
②上位クラスの方が下位クラスよりポイント設定が高い
③チームメンバー数の上限が決まった
④代表でポイントをもらえるのは、過去のJDLで4レース以上出場した人
⑤シーズン中にチーム変更した場合、移籍後3戦後から新チームにポイントが入る
完全には網羅してませんが、私の記憶ではこんな感じでした
正しく知りたい方は下記よりルールブックを熟読下さい!
↓
https://www.japandroneleague.com/2025-コンストラクター
このレギュレーション変更が行われた背景は、昨年色々な意見が噴出したのを、運営の方がなるべく不公平が出ないようにと、真剣に考えて頂き改良されたと聞いています。
ハイスキル者が明らかにレベルに合わないクラスにエントリーする、海外から速い選手を連れてきてスポットで選抜選手にするなどが、主な課題でした
結果的に、今回のレギュレーション変更により、上記の問題はほぼ解消致しました!
また、今シーズンは結果の発表が凄く早くなったのも満足度向上に繋がったと思います、これはゴーストシップさんのお陰なんでしょうかね、ありがとうございます
つまり、今シーズンのレギュレーションや運営は昨年の課題を克服したと言えます、これは運営さんの想定通りで素晴らしい結果だと思います。
その反面、新たな課題も出たのではと個人的には考えます、、、
私の考える課題を一言で言いますと
今年のコンストラクター、あまり盛り上がらなかったよね?
です、この意見に対して反対意見の方もいらっしゃるかと思いますが、過去2シーズンに比べて明らかに話題になる回数も少なかったです。
その原因を私なりに分析してみました
まず、今シーズンのポイント配分が一発逆転が起こりにくい、いわゆる大量得点が取り難い配分だった事です。
これにより過去2シーズンと比べて、シーズン途中のチーム同士の抜きつ抜かれつがあまり発生しなかったですし、最終盤までどっちが勝つかわからないというようなスリルが減り、観戦者のワクワク感が減った気がします。
また獲得ポイント、プロクラスが一番大きく、順々に獲得ポイントが低くなるという、まぁごく一般的なポイント配分だった為に、チーム毎のメンバーを並べて見るだけで、ある程度事前に結果が予想出来た事も盛り上がりに欠けた一因でしょう。
つまり戦前から諦めていたチームや、選手も多かったのではと予想致します。ちなみに過去2シーズンはオープンクラスのポイント3倍などがあったので、選手を見比べても、そのラウンドの結果で大きく獲得ポイントが変わり、上位の選手が少ないチームでも勝てるかもというワクワク感や予想外の展開がありましたよね
(それにより別の課題が出たことも事実です)
さらに、この安定のポイントシステムは、参加チームの面白さも奪ったのでは無いかと思います!
それはチームの戦略や戦術を奪いとった事です
面白いデータがあります、今シーズンコンストラクターチャンピオンのBMS Racing Japan with BRIDE、プロクラス年間王者になった中澤選手が所属しているのですが、7戦中7戦で選抜選手に選ばれています。逆に昨年の年間王者トーマス選手はどうか、なんと7戦中3戦しか選抜されて無いのです!
2024のコンストラクター選抜選手↓

同じ様な事が、各チームで起こっています。そうです今シーズンは、どの選手を選抜選手に選ぼうか?どう育成していこうか?ほぼ考えられませんでした、何故なら単純に少しでも速い選手の方が高ポイントを獲得出来るからです、特にプロクラスは今回圧倒的に有利だったと思います、予選でミスしても最低でも15位で41pゲット出来ます、かたやオープンクラスの選手は1位になっても40pしかもらえません、オープンクラスの選手はいくら頑張ってもプロクラスの選手には勝て無いのです、この条件でプロクラスの選手を選抜選手に選ぶというのは当然ですよね
このように、選択出来る戦術が非常に少なくなってしまったのです。少なくとも私には考えられませんでした。
これらの事により、参加チームも、見ているファンの方々も少し盛り上がりに欠けたのかな?と思いましたし、私自身も正直過去シーズンに比べてあまりワクワクしませんでした。
こちらを立てれば、あちらが立たずでルール作成は難しいですよね、ルールによってその種目自体を大きく変えてしまう場合もあると言う事の勉強にもなりました。
そこで私自身も、どうすれば良いか考えてみました。もちろんメンバーとも色々話しました
まずはこのコンストラクターというものを、どういう風にしたいのか?本当に速い人達が競い合う競技性の高い物にするのか、それとももう少しエンターテイメント性を入れた物にするのか、、、
ルールブックには、コンストラクター戦開催の趣旨として、下記の9つの項目が記載されています。
1、ドローンレース競技の魅力の向上
2、チーム間の団結力と競争力の向上
3、選手個人の技術の発展とチームの戦術や技術の向上
4、チームアイデンティティの強化
5、スポンサーや企業の関与の拡大
6、選手の育成と交流の促進
7、地域との連携強化
8、メディアへの露出拡大
9、継続的な競技の発展
細かな内容は、書ききれませんので各自でルールブックを読んで下さい
現在のルールだと
①魅力に向上
③戦術の向上
⑥選手の育成
この3点が、あまり促進され無さそうに思いますが、ここはドローンレース界の将来を考えると非常に重要なポイントなのではないかと思います。
特に、上位クラスに入れないメンバーでもチームに貢献できて、チームも育成する意味が増えるという繋がりった関係の考え方は、私も非常に好きな考えです!
そこで、私からの提案です、現在のルールに追加して各ラウンドの代表選手をクラス内で1名に限定してはどうでしょうか?
例えばチーム内に、プロクラスの選手が何名いても代表で選べるのは1名まで、他の2名はそれ以外のクラスから選ぶ必要があります、
プロ1名、エキスパート1名、オープン1名
プロ1名、オープン1名、ノービス1名
などです。
じゃあ、みんな速いメンバーでプロクラスとエキスパートクラスしか居ない場合は?
プロ1名、エキスパート1名しかエントリーできませんので、獲得出来るポイントが1名分減ってしまいます
こうする事で、各チームはチーム構成から代表選手の選択、そして何よりオープンやノービスクラスの選手を育成する事でポイントが多くゲット出来ます!
前半に好成績でポイントをゲットしたチームも、メンバーが上のクラスに上がってしまい、後半はエントリー出来なくてポイントもらえないとかも起こったりするかもwww
いかがでしょうか?
プロクラスの選手が多いチームが本当に勝てるのか?プロクラスの選手がいなくても、勝てるかも?なんて思いませんか?
ドローンレースは個人種目なので、チームという物は重要じゃないと思う方もいらっしゃるかもしれませんせんが、一人で練習してもツマラナイものです、一緒に切磋琢磨し協力しあう楽しさがドローンレースの中にあることで、ますます楽しいドローンレースライフが増すし、盛り上がっていくと思います。
コンストラクターにはめっちゃ期待してるし、盛り上げたいと思っているので、皆さんも、色々な意見やアイデアをたくさん出して、コンストラクターをいやJDLをもっともっと良くして行ってもらえると幸いです!