一緒に働いているスタッフには常に言っていることなので聞いたことがある人もいるかもしれないけどとても大事なことなので今日はこの事について書きます。
今日はマジメな話です❗️
Beforeコロナの平常時の事ですが、人手不足だったり人件費削減の為必要最小限の社員しか店舗に居ないのが当たり前でした。
だから料理未経験のスタッフが入ったとしてもそれを仕組みでカバーする方法で対応していました。
仕組みを作って仕事をどんどん任せることが出来ていないと定休日が無いお店は休み回しが大変になるし、定休日が有るお店では週一回の休みは約束されるけど長期休暇をとって海外旅行とか不可能ですよね。
旅好きや自由人が多いこの会社で休みが取れないことは死活問題です。
青柚子ならステーキを炭火で焼き上げる「焼き場」の仕事は未経験者でもある程度焼けるようなシステムを作ったので配属1ヶ月後には「焼き場」に立っていることもしばしば。
一応ステーキ屋でステーキを焼くポジションはいわゆる「花形」です。
昭和のコックならステーキ屋に入社した以上皆が目指すポシションであったでしょう。
キッチンの中で一番重要なポジションでそこに立つ事によって給料もモチベーションも上がるから。
でも今は違いますね。
「どうしてもステーキを焼きたいから早く色んな仕事を覚えていつか【焼き場】を任されるようになりたい!」
とか
「あいつより絶対に早く【焼き場】に立つ!」
が
無くても勝手に仕事が回ってくる。
先輩の方から手取り足取り仕事を教えてくれてる。
結果、競争心が無くなります。
ガツガツ仕事を覚えて給料upの交渉をする人やキャリアアップのための転職をしようとする人をもう長い事見かけないです。
ただこれからは競争社会に戻ります。
なので一応先輩からのアドバイス
仕事を覚えるためにはまず自分の仕事をさっさと終わらせて自分の「手を空ける」
でもそれだけではダメ。
なぜか?
先輩はもっと忙しいから。
という事で先輩に「何か余っている仕事有りますか?」と先輩の雑用をどんどん片付けて先輩の「手を空ける」
これでやっとお互い手が空いています。
これを毎日続けて、もしその先輩に嫌われていなかったら今より重要な仕事がチョットと大量の雑用が回ってくるはず。
でも下の子が今度はあなたの仕事を取りにくるはずだから雑用は下にそのまま流せばOK。
下が居ない人は。。。。
ていう昭和臭プンプンの仕事術も’ちょっと’だけ大事だけど効率悪すぎですよね。
こんなことを伝えたかったのではないです。
世の中には一切修行していない有名店のシェフもいます。名古屋でもそういうイタリアンの人気店を知っています。
コロナ禍では海外で活躍する有名料理人や日本の有名店のシェフなどが○○リレーみたいな感じで自分のレシピを大量に流出していました。
Youtube チャンネルを持ってレシピを公開しているシェフもいます。
https://m.youtube.com/channel/UCIpiVXgNg55A_42e4jPZFVw
昭和に比べれば数百倍のスピードで情報や知識を得られるはず。
https://m.youtube.com/watch?v=zPDv6agwUr4
競争心を常に持って、とにかく「手を空けて」その時間を使い情報を集めて、勉強して、勉強して、スマートに上を目指しましょうって話でした。
暇だからってゲームやくだらないYouTubeばかり見てちゃダメですよ!
時間を有効についましょう。
加藤でした。