空気感と距離間と食 | yuzuinc-officialのブログ

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愛知県名古屋市を中心に飲食店を展開しているちっちゃな会社のオフィシャルブログです。
時には食べ歩き、時には熱く、時にはクールに。
飲食大好きなメンバーが綴っています。

お疲れ様です。當山です。



さてさて…

月終わりに毎回送られてくる「MSリポート」


覆面調査ですね。






悪い結果のときは

2回は読み返したりします。





今回も会社が決める合格点ラインは

下回りました。



このMSリポートに関しては

お客さん100人いれば

100通りの私感があると思ってます。




ウチでよく指摘されるのは

「あまり元気がない」

とか

「もう少しコミュニケーションを…」

的な…。



逆に大きな声を出して頑張っている

スタッフに対して「元気が良くて良いね」と

感じる人もいれば

「声が大き過ぎてうるさい」と

感じる人もいます。



「お通しが餃子?」って不思議に思う人もいれば

「お通しが餃子!」って喜ぶ人もいる。


いろんなことに関して

それぞれで感じ方が

大きく変わるって事なんですよ。



僕は居酒屋にとって大切な事は

店内でのお店の「空気感」と

店内でのお客さんとの「距離間」

そして いろんなことに

「気付くこと」が大切だと思っています。






この距離間の話も

スタッフが100人いたら100通りの

距離間の取り方があると思ってるんですね。



わからない子も 

いずれ自分なりの距離間を掴めると

思うんです。


その指標として みんなに受けてもらってる

「SD研修」があったりします。


それらを含めて

まずは

「良い空気感だけは出してくれ」

と願い続けてます。




あと居酒屋にとって大切な事 もう一つは



「食」ですね。




その料理が「美味しい美味しくない」とかの

当たり前な事ではなく

その料理が

「売れる料理なのか売れない料理なのか」を

判別する能力が必要になってきます。




居酒屋料理は決して美味しいメニューが

売れるとは限らないと思うんです。



極端な言い方をすると

「美味しい料理」と「売れる料理」は

違う場合が多いと。




昨今のSNSの影響もあるでしょうが…





僕ら世代には なかなか理解しがたいことの

ひとつではありますが…




いつの時代になっても

お店の「空気感」とお客さんとの「距離間」

そして「食」を制する事が出来れば

お店は繁盛すると思っています。