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子育て中、あるいは子育てが終わったけど、

親子関係破綻、絶縁している方、それに悩まれている方もいらっしゃると思います。

そして、今は学校でもいじめが起きて、自殺を選ぶお子様もたくさんいます。もちろん、加害者が悪いんです。

しかし、親子関係うまくいっていると、自殺を選ぶことはないのではないでしょうか。それは子供が成長して社会人になっても、親との関係がうまくいってるとブラック職場でも帰る実家があるから、悲しむ親がいるから思いとどまろう、となるはずです。

 

何をもって親子関係がうまくいっているというのか、

それは他人から見てもわかりません。例えば、40代50代になっても実家に住まわれて居るお子様がいる親子関係を見て、”あら~あの家、親子は親離れ子離れできてないのね”と思うのは、そう思う自分自身が占い上、親と子、という健全な関係で生まれたから、ということが大半です。この世には、書面上親と子、となっていても、他人のことがあるんです。それは天中殺でわかります。お子様が日干支甲子~癸酉の戌亥天中殺、あるいは甲午~癸卯の場合、そのお子様から見たら、親は他人です。いくら愛情を親が与えても、その愛情は他人がくれた愛情と子は見ています。

 

どこまでいっても、親子にはなれない、、、残酷ですが、その真実をしっかりと受け止めないと、世間でよく見る親子とはこういうものだ、こうでないとならない、と自己否定、なぜ自分が生まれたのか、自分が悪かったのか、それは親も悩まなくて良いことを悩むことになります。健全な親子関係であれば、大学生にもなるともう家を出るわ!!サヨナラ!!となって一旦出ていく流れになるんです。それが世間で言われる普通の親子関係ですが、この世は矛盾ばかりですから、そういう親子関係でそもそも生まれてきていないことが多いです。実際、親の介護をする場合、そういう健全な親子関係で生まれた子がその役目を担うことはほとんどありません。

 

親縁がないお子様が面倒をみることになります。それは、そもそもそれは親子関係ではないからです。他人関係だからです。他人だからこそ、大人になっても面倒を見てあげようとなります。親もはみ出す運の戌亥や辰巳であれば、そういうお子様の気持ちもわかるのでまだ子育てはしやすいのですが、問題なのは、親は申酉や寅卯で宿命中殺や特殊な格に入格してない場合で、そのお子様がはみ出す運の場合です。親のその親も申酉や寅卯の場合、子育てに悩むこと多いはずです。なかなか自立しない、不登校、それはそもそも親子関係なのか、悩んだときはそれを一度確認された方が良いです。他人関係の場合があるんです。他人関係の場合、そこお子様はいくら現実的に自分の子供でも他人ですから、他人の子供であればどうしてあげるのか、親は考えてください。他人の子供にたくさんお金をあげるのでしょうか。多くの親はあげないと思います。

 

そして、私たちって親子関係ではなくて、実は他人関係だったのね、ということであれば、そのお子様はその他人感で接してくれた方がいいわけですし、結果その方が自立しますので、それが良い子育てとなります。育児放棄はだめです。結局のところ育児放棄も愛情過多の裏返しです。それは親子関係の場合に見られることです。他人関係であれば、他人の子ですから、他人の子を放棄するのでしょうか、それはしないと思います。他人の子を暴力したらその親が怒ってくるだろう、、、警察に捕まるだろう、、、そういう考えが働きます。それが他人関係のお子様を持った方の適切な子育てです。なので、はみ出す運だからといって、すぐに家を放棄して自立を促すと良いのか、というとそうでもありません。そういう意味ではないんです。

 

はみ出す運のお子様が自分で親との関係に私は親子関係ってこういうものだ、という昔は理想があったけど、それは他人関係だからそもそもそういう物は私にはなかったんだ、そこと折り合いを自分でつける、それに気づいたときに自立、才能開花となっていきます。はみ出す運は家族いなくても一人で生きていけますが、人間一人では生まれてきませんから、その矛盾の消化に気づく、という必要な道があるんです。はみ出さない運のお子様はやはり親の役割はとても大切です。親の状態がとても健全で愛があると、お子様も健全に成長をしていきます。お子様が子丑午未申酉寅卯だとわかりやすい親子関係ですが、その分子育てには難しさもあるのがはみ出さない運です。親がすごく貧困であれば、はみ出す運は他人が貧困に苦しんでいるから、助けてあげよう、あるいは自分は助けない、自分だけはしっかりと生きようとなりますが、はみ出さない運だと、親をこんな目に遭わせた社会が悪い、会社が悪い、と愛が憎しみ、憎悪になることがあります。そして、得られるはずだった普通の親子関係という虚像を死ぬまで追いかける人生になってしまうことが多いんです。

 

絶縁が悪いわけでなく、どういう親子関係で絶縁なのかがとても大切です。

そもそも他人関係の場合は親子関係ではないのですから、絶縁でもなんでもいいわけなんです。

子がはみ出さない運なのに絶縁、というのが一番対処が難しいんです。他人関係の場合は絶縁になっていても、それか反対に実家に寄生して第三者から見える状態でも、当人からしたらそれは親に寄生というより、どこまでいっても親は親ではなく親しい友人の家に長居している感覚ですし、それが普通なのですが、はみ出さない運で絶縁、あるいは40代50代になっても実家に寄生、それは本当に寄生ですから、それくらいはみ出さない運だからラッキーということにはならないんです。人生最初間違えると、後で挽回がとても難しくなってくるのがはみ出さない運の子の子育てになってきます。

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

親子関係に悩まれている方、自分の天中殺、親の天中殺も見てみてくださいね。

親子関係ではない、他人関係の場合、縁がなかった友人とのことをいつまでも想い考えても意味がないんです。それは血のつながりがない赤の他人だからなんです。赤の他人とべったりとしたい、友人以上の関係になりたい、それは結局のところ近親相姦になってきます。犯罪ではないですが、罪深い生き方なんです。わかりやすい例をあげましたが、業深い命が生まれるのはこういうところに理由があるんです。業深いとは生きにくい命ということであり、試練多い命です。それを乗り越えるのには相当なしんどい人生です。業深いことが悪いことではありません。この世で真に活躍されている多くの方は大抵業深い命です。