四柱推命や算命学では、木性がない人はメンタル不調になりやすいといわれています。でも、私は独学で学んでいるので、その理由を聞ける人いないんですね。ずっと、なぜなんだろうと思っていました。

先日、四柱推命のテキストを再び読んでいてやっとわかりました。そこに書かれていたのは、「甲、乙は10干の中で唯一の生き物です」という記述がありました。私はこの記述を見逃していました。ふーんくらいの感じで軽く読んでたからですね。

でも、私は思いました。土も呼吸しているから生き物じゃないの?と。理科の授業を思い返しながら、、。でも、調べてみたら土そのものは呼吸していない、土の中にいる微生物が呼吸しているようです。海も同じです。詳しく知りたい方は以下のサイトを読んでみて下さい。

土も呼吸(こきゅう)をしているの?www.panasonic.com

海の自然のなるほど 「酸素は海からもつくられる」www.kaijipr.or.jp

よく、スピリチュアル系の人がグラウンディングしましょうと言っているのを耳にします。現実を生きるためですね。でも、この事実に気づいて、私は日干甲、乙の人はこのグラウンディングが自然にできるから、木性の有無がメンタル不調と関連しているのだとようやく理解できました。木は地面がないと成長できないですよね。植物も同じです。また、植物は人間の成長と同じように上へと成長していきます。雨(癸)のように下に向かうことはありません。

このように考えると、甲、乙の人は一番人間的なのだと思わされます。だから、この人間界においての中心は甲、乙の人です。私も含めて、後の十干はサポート役です。よく、土(戊、己)の人はサポート役ですとか言われているのですが、他の干も同じです。丙の人の輝きは、結局甲、乙の成長につながってます。癸も甲、乙にとって欠かせない恵みの雨ですね。庚の斧も甲の定期的な剪定には必要です。行きつくところはすべてが甲、乙(植物)のためです。仮に己のところに庚の斧がきたって、己の人にとって全く役にたちませんから。

これ、、私の友達、親戚に甲、乙の十干の人いないんです。1人もですよ。もちろん日干が甲、乙の人ですよ、、、(笑)とても面白いですよね。私は日干土なのですが、甲、乙(植物)が十分に育てられるような状態ではない悪い土ということがわかります。近くにいないということはそういうことなのです。例えば、日干丙の人がこの記事を読んでくださっていて、甲、乙の人近くにいないということは、植物が育つような力がない弱い太陽である場合があります。その状態は人それぞれ命式によって異なります。それが良い悪いは言ってません。弱い太陽が良い甲、乙の人もいるでしょう。命式内にもう丙があって、通根していてそれが強い場合とか。基本丙は2つもいらないので。

算命学では、貫索星、石門星という自我の星は木性で表されます。だから、四柱推命を学んだあとに、初めて算命学を学んだときは戸惑いました。私の場合は日干土なので、木性というと、四柱推命だと官星だからです。でも、算命学では、車騎星、牽牛星は金性です。この不一致にどういうことですか??と戸惑いました。だから、日干が甲、乙の人は学びやすいと思います。例えば、自身が木の人だと、四柱推命の食神、傷官に当てはまるのは火(丙、丁)であるし、算命学では、鳳閣星、調舒星(食神、傷官)は火の伝達本能であるとされているので。要するに、これは人間の中心は甲、乙の人であるということを象徴しているのです。算命学がどういう歴史で、だれがつくったのか私にはわかりません。テキストでは鬼谷子(きこくし)という方がつくったみたいです。私は、おそらくこの方は日干が甲か乙の方なのだろうと勝手に推測してます。この方の詳しい経歴などは今はわからないそうです。

この記事を読んでくださっている方の日干が、甲、乙ではない場合は、まず周りに甲、乙の人がいないか探しましょう。もしたくさんいたら、あなたの日干はとても良い状態だということです。植物(この世では人間)を育てるためにあなたは必要とされています。もし、いない場合は、過去にいなかったか調べたり、もし相手から離れていってしまったという方は、その中に甲、乙の人がいたかもしれません。今後も甲、乙の人の動きに注目してください。もし、甲、乙の人があなたのことを好いてくれる、近づいてきた、お友達になることができたらとてもあなたの運気は上がっていくことでしょう。反対に離れていってしまった場合は、運気が下がっている可能性があります。日干の状態がよろしくないです。でも、後天運(大運)で再び甲、乙の人と仲良くなることができるかもしれませんから、そのときを気長に待ちましょう。自分自身の今の運気を見る方法の一つとして、この方法を私はお教えします。また、私自身も日干甲、乙のお友達がいないので、仲良くなれたら私はようやく良い土になれたと思って、とても嬉しく思います。いつか出会うのでしょうか!?

もし、たくさん周りにいるという方は、その方を大切にしてくださいね。10干のなかで最も人間に近いエネルギーをもった方ですから。これは別に他の干が人間らしくないと言いたいのではないことをここに記しておきます。あくまでエネルギー上の話です。

調べてみると、中国で、「鬼谷子-聖なる謀-」というドラマが2019年に放送されていたようです。鬼谷子役の方の命式を出したのですが、壬の方でした。甲、乙ではないみたいです。まず、見た目が甲、乙の人ではないです。壬、、納得です。まあ、そこらへんは考えて決めてないのでしょうし、もしかしたら鬼谷子は日干が壬だったのかもしれませんね。私はいつか見たいですね。このドラマ。

https://www.twellv.co.jp/program/china/kikokushi/

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

皆様に何らかの気づきを与えられていたらうれしいです✨

 

柚木ひなた