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生日中殺は四柱推命ではなく、算命学の用語だと思います。
まずは、ご自身の命式に生日中殺があるか、以下↓のサイトで見てみて下さい。四柱推命のサイトですが、算命学の命式サイトと蔵干は違いますが、基本同じなので、問題ありません。
命式 | 陣太郎ドットコム命式自動作成サイト。天干、陰陽五行、通変星、地支、十二運、空亡、羊刃、刑冲会合、干合、月令、時令、五行配当、旺弱、用神等をjin-taro.com
この生日中殺については、他の中殺と見方が異なります。
例えば、以下のような命式の方がいるとします。
年柱 丙寅 （戌亥天中殺）
月柱 庚子
日柱 戊戌
基本的に、中殺は日柱の天中殺の支があるかどうかで判断しますが、生日中殺については、年柱の天中殺の支が日柱の支にあるかどうかで判断します。
上記の命式の年柱は、丙寅です。
この丙寅の天中殺は、戌亥天中殺です。
そして、日柱を見てください。戌がありますよね。つまり、この方は生日中殺持ちということがわかります。
この生日中殺を持つ方の特徴としては、
①親から理解されない
②上司から理解されない
というものになります。
そして、幼少期からこの現象を体感しながら生きていく生日中殺の方は、全て自分でなんとかしようという意識になります。
それは、生月中殺や他の中殺持ちの方の自分で何とかしようとするというのとはまた少し違います。この生日中殺の方がなぜ自分でなんとかしようとするのかというと、もちろん、目上から理解されにくというのもありますが、それ以上に自分の周りのこともなるべく全て把握しておきたいという欲求があるんです。
そのため、この中殺があると、何かと慌ただしい人になります。
ですから、この中殺持ちの方は主婦の方でも自分以外の方を常に意識されて、それはまるでどこかの職場で働いている意識で家のことをこなされているんです。家事は家族のためにしているわけですが、この中殺持ちの感覚には、同僚のためという他人への奉仕的な視点の両方を持ちながら、家事をしているんです。
それは、この中殺の方の体感なので、他人にわかってもらえないという孤独感を感じるという方も少なくありません。
現代になってもまだ、”専業主婦は楽で良いよね”ということを実際に言われる方もいらっしゃいます。しかし、この生日中殺で専業主婦の方は、それを言われると心外でもあると思います。それは、他の方にとっても心外とも思いますが、それを強く感じてしまうのが、生日中殺の方なんです。
そして、目上から理解されにくいという特徴を持つ生日中殺の方自身が上司や親という目上の存在になった時、ついつい目下や子供に厳しくなってしまう傾向があります。それは、ご自身は幼少期からしっかりしないといけないような環境で育った経験があるからなんです。無意識に相手に強要してしまう傾向がありますので、気を付けてください。それは、子どもに厳しくなるのは中殺がなくても親として当然という意見もありますが、厳しくするに至った経緯というのがこの中殺がある人とない人では違ってきます。なぜ子供に厳しくするのか？部下に厳しくするのか？宿命を消化しきれていないと負の面からの愛情のない厳しさとなって相手に見られてしまうという可能性が高いのが、この中殺持ちの方なんです。
中殺があると、どうしても人生において孤独感、虚無感があったり、なぜ人は生きるのか、生死についてとか、哲学的に物事を考えたり、そういう類のものが好きな傾向があります。この占いもそうです。生日中殺は他の中殺よりも、癒しの時間が必要だと思います。それは、幼少期の傷を癒すということが他の中殺とは違う生日中殺特有のキーワードとなります。親にわかってもらえないということは常に愛情不足を感じながら大人になるまで生きてくるということなんです。大人になった時に、過度にパートナーに頼りすぎる、仕事に邁進しすぎる、とにかく過ぎる、何かが過度になるということになります。もちろん、生日中殺以外の他の中殺も過ぎるという傾向はあるのですが、なぜ過ぎることになったのか、その経緯が大切です。
生日中殺の場合は幼少期の傷を反動にそれがパワーの源となりやすいからこそ、意識して自分を癒すことが必要なんです。
私は生月中殺ですが、その過ぎるというのは、私が意識してそうなっている感覚はないんです。普通にしていたら過ぎるのが生月中殺の方だと思います。その裏に幼少期の傷があってもなくても、関係ないんです。でも、生日中殺は違います。意識して自分を忙しくしているように私からは見えます。ときには、自分を追い込みすぎて、辛そうに見えるときもあります。
ですから、この生日中殺がある方は自分でしっかりと意識して、リラックスする時間をつくってみてください。計画を立てなくても良いんです。自分のその時の気持ちに従ってみるということも時には必要なんです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました✨💖🌈
