俗に言う、モーニングルーティンってやつだ。
ピピピピ
目覚まし時計が7時を指し、静かにアラームが鳴り、私はそれをなるべく音を立てないように止めると隣で眠る眠姫の寝顔を見る。
渡邉「フフ…かわいい…」
そう呟きながら、ぷにぷにの頬っぺを触る。
最近は映画の撮影のため、ぷくぷくだった頬っぺは、シュッとして無くなってしまったけど、それでも柔らかいカワウソの頬っぺ。
平手「んんん……」
おっと…触りすぎたかな?
平手「んー……すー」
セーフ。起こさないですんだようだ。
毎朝アラームが鳴って30分は、この可愛いカワウソの頬っぺをつつきながら寝顔を眺めるのが、私のルーティンとなった。
朝の苦手な私でも、こんな可愛い寝顔が見られるのならいくらでも早起きできる。
渡邉「それに…起きてるときに触ると逃げるんだもん…」
平手「んーーー、りしゃ…?」
渡邉「あ、おはよ」
平手「なに…やってる…の」
渡邉「可愛いカワウソの頬っぺをつついてるの」
平手「なにそれ…今何時…」
渡邉「7時半」
平手「まだ早いじゃん…仕事もないし…寝よう?」
渡邉「ふふ…仰せのままに…」
平手「ふっ…なにそれ」
渡邉「なんとなく?笑」
平手「まぁいいや…ふぁぁ…」
渡邉「おやすみ」
平手「ん……」
モーニングルーティンっていっても、やることは愛しい彼女の寝顔を見るだけ。
それでも私には大切な毎日の日課。
今にしか出来ない、ゆったりとした朝。
たまにはこんな日が続いてもいいよね。
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てちりさのリアパロですー。
コロナの自粛でゆったり休んでるのかな?
と、勝手に妄想してました。
文章力が欲しい限りです。
なにか、変なところやアドバイスがあれば是非コメントお願いします。
稚拙ながら、リクエストなどあればよろしくお願いします!