ヒマラヤ旅行記 その7

 

タトパニ~トゥクチェ~ジョムソン

 

 タトパニで泊まったホテルは、Hotel Natural Springs といって温泉の出る土地だと前回書いた。ネパール語では熱いことをタト、水のことをパニと言う。熱い水、タトパニすなわち温泉が出るということでタトパニという地名になっている。

 

 さてタトパニを後にしてさらにカリガンダキの峡谷をつめていく。カリガンダキは海抜8,000メートルのヒマラヤ山脈を南北に横切る、世界で最も深い峡谷をなしている。

 タトパニは海抜1,200メートル程度でカトマンドゥよりも低い。ここから北へ向かい、途中カロパニのあたりで海抜2,400メートルとなる。カリガンダキの川幅がわずか数メートルといった場所が現れる。道路も河床から数百メートルの位置をあえぎながら走っていたのが、カロパニからは広い河原の続く谷底を走ることになる。このあたりがヒマラヤの南北の境というわけだ。

 

◆途中立ち寄った滝 

 半ば観光スポット化していて、多くの人が写真を撮ったり、休憩したりしていた。

 

◆カリガンダキの渓谷の最も狭い部分

 

 

以下はこの日の目的地であるジョムソンへの途上立ち寄ったトゥクチェという集落での写真

◆トゥクチェの学校

 

◆その学校にいた犬と少年

 

◆トゥクチェの集落の家々

 こういうレンガ積みで塗料を塗ったシンプルな構造。地震に強いとはとても思えない。

 屋根の上には燃料用の薪が積んである。

 

◆屋敷の内部 

 

◆同上

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◆同上

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◆突然おしかけたにも関わらず、いやな顔ひとつ見せずに屋敷を案内してくれたマダム

 ありがとうございました。

 

◆マニ車(摩尼車)と呼ばれる、仏の「身口意」の象徴のうち、「口の象徴」を回転する筒に収納した仏具。輪蔵、転経器(てんきょうき)とも。

 

 この集落ではなかったかもしれない。一度回すと一度お経を読んだことになるという。

 

順序は前後するけれど・・

◆途中土砂崩れの場所多数

 こんな大きな岩がごろごろ転がっている

 

◆こんな道を通る

 

◆ガードレールも、まして街灯も何もない

 

◆この日の夕飯をとったホテル(宿泊したホテルとは別)のレストランで出会ったシェルパさんのご一行。
 奥の黒い服の方は、エヴェレストに10回、K-2にも登頂したことがあるという強者。

 

◆泊まったホテルの部屋の鍵

 南京錠のホテルというのは初めての体験。開閉がたいへんだった。

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◆これがそのホテル”Mustang Monalisa”

 なぜヒマラヤでムスタング(北米の野生馬 フォードの車に名づけらている)かと思ったら、これはマスタングではなく ”ムスタン”でしたね。このホテルには2泊しました。

 

◆翌朝の気温

 これで部屋には暖房がいっさいないのは驚きというより不思議。

 

◆ニルギリ(たぶん)

 海抜7,061メートル。翌朝ホテルの屋上から撮った写真だと思う

 だいぶヒマラヤらしくなってきましたね。

 

◆ジョムソン空港滑走路に到着した2番機 チェコ製のSTOL機L410

 標高2,754メートル。滑走路はわずか800メートル。ここで方向転換して旅客を下す場所に向かう。

 

◆この写真の下の方の青い屋根が管制塔!

 

◆ダウラギリとトゥクチェピーク(たぶん)

 

to be continued