Day2~Day3  カトマンドゥからルンビニへ

 

【この日の行程】

カトマンドウよりマハバーラト(Maha-Bharat)と呼ばれる3,000m前後の山地を横切り、亜ヒマラヤの盆地帯(ドゥン)を通ってさらにシワリークを越えてテライ平原に入る。さらに西方向に50kmほど山麓線に沿って進み、ブトワールで南に20kmほど下がるとブッタルタナガールに着く。さらに西に10kmほど進むとこの日の目的地ルンビニに到着する。悪路の連続で、車に乗っているにも関わらずスマホの歩数計が上がるという状態である。

 

◆これはカトマンドゥのホテル “チベットゲストハウス” での朝食、”エッグベネディクト”。いたって普通の洋食。

 

◆この映像では十分に悪路の状況は伝わらない。とにかく道路状況が悪い。

 

◆この日はほとんど歩いていないのに、歩数2万6千歩。悪路の揺れのなぜるわざである。

 

◆ルンビニで泊まったホテル ”Hotel Ananda Inn”

 ルンビニは釈迦生誕の地として知られる仏教徒の聖地である。このホテルはルンビニ園の一角に立地している。

 アーナンダは釈迦の十大弟子の一人。オウム真理教の麻原彰晃が、十大弟子の名前を幹部信者に授けた(アーナンダは井上嘉浩のホーリーネーム)ので印象が悪くなってしまったのは実に残念なことである。。

 

◆そのホテルに併設されたレストラン。この日の夕食はここで取った。

 

◆下の写真がその夕食。典型的なネパール風定食と言っていいだろう。ガイドブックを見ると“ダルバート・タルカリ”と紹介されている。ダルは豆のスープ(写真の右上、緑がかったスープ)。真ん中がバートでこれは白米。タルカリは旬の野菜のおかずで、この写真ではスプーンの上。その左下はサーグと呼ばれる青菜の炒め物。写真左上はジョールという汁気の多いカレー。下中央はなんだろう、スープっぽかったか。ダルの右下にあるのは、日本でもインドカレー屋に行くと出てくる、たぶんトウモロコシの粉をひいて薄焼きにしたパリパリのせんべい様のもの。

 味は、ほかのネパールの食べ物全般に言えることながら、全く抵抗なく食べることができた。ネパールおいしい。

 

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◆Tuborgはもちろんネパールのビールではないが、ネパール国内で生産されているそう。

 

 

次の写真からDay3

 

◆聖園

 ホテル至近に、マヤ廟のある聖園があり、ここには猿が住みついている。これは子ザル。ニホンザルに似ているがくわしいことはわからない。

 

◆マヤ廟のある聖園をこの電動リキシャで巡る

 

◆聖園の中に寺院地区があり、各国の寺院が立ち並んでいる。お寺のテーマパークみたいなもので、俗臭ふんぷんでありましたね。日本山妙法寺もあり、そのすぐそばにはルンビニ法華ホテルがある。

 下の写真はミャンマー寺。

 

◆これはネパール寺

 

◆カンボジア寺

 

◆タイ寺院

 

◆“Peace Flame” 詳しいいきさつはわからない。台座に彫られている説明文に書いてあるのだろうけど、ネパール語だから当然読めない。

 

◆「天上天下唯我独尊」のポーズを取る釈迦生誕像。

せんとくんに似ていると言ったら怒られるかな。

 この「天上天下唯我独尊」という言葉は、「世界の中で我のみが尊い」という意味だとずっと思っていたら、最近は「天上天下に自分という存在はたった一人であり、他の誰にも代わることができない。命あるもの全てが尊い」という解釈があるそうです。

 代表的な出典とされる『天上天下唯我為尊 三界皆苦吾当安之』(『修行本起経』卷上・菩薩降身品第二)や 『天上天下 唯吾獨尊 今茲而往 生分已盡』(『大唐西域記』(646年成立)の中に記載されている、釈迦の誕生当時を伝える誕生偈と呼ばれる偈文)に照らすと、特に最後の“命あるもの全てが尊い”というのは、ちょっと無理のある、あまりに現代風の解説という気がいたしますね。まぁ僧侶むけの、告別式の後の説話例文にでもあるんでしょうか。

 

 

 

 

to be continued