2023年12月20日
プラハにいたころ第九は何度か聞いた。毎年ではない。12月でもない。
コバケン指揮によるチェコフィルのベートーヴェン交響曲ライブ録音というプロジェクトが進行中のころで、いくつか聴いたのもそのひとつ。
で、今回久々の第九。プラハ時代の友人にお誘いをいただいて行ってきましたよ。やはりいいですね。
隣の男性客が、今どき珍しいくらいにおいのきつい整髪料(たぶん)をつけていて、マスクをしていてもそれがただよってきて時々興を削がれたがまぁしょうがない。
友人からお誘い受けたのが11月の初めのこと。それからチケットを手配してくれたので、中央のよい席は残っていなかった。それでもステージに近い2階席左翼前方で、第一部のオルガン演奏はよく見えたし、後半の第九も指揮者、管楽器の活躍を十分堪能できて満足。
素人のつたない感想は無意味なので省略。でもちょっとせわしない演奏という印象はあったかな。いやご無礼しました。
◆指揮=ヤン=ウィレム・デ・フリーント
◆ソプラノ=森谷真理
◆メゾ・ソプラノ=山下裕賀
◆テノール=アルヴァロ・ザンブラーノ
◆バス=加藤宏隆
◆合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤洋史)
◆オーケストラ=読売日本交響楽団
【曲目】
第1部〈オルガン独奏〉オルガン=大平健介
J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ BWV 147/10
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ハ長調 BWV 566a
第2部〈第九〉
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」
空席がちらほらあるのは意外でしたね
カーテンコールに応えること3〜4度。
フルートとオーボエの首席にも個別にアプローズを受けられるようにしてほしかった。