2023年10月24日

 

“アメイジング・チャイナ” 深淵なる中国美術の世界
(松岡美術館)

 

 

 

 

◆翡翠獣耳双獅子鈕 香炉 清

 

同上(上部拡大)

 

◆翡翠楼閣花鳥図 挿屏 一対 清

 

 

 

 

 

 

 

◆翡翠白菜形花瓶 清

 

同上(上部拡大)

 

 これは台湾の故宮博物館の翠玉白菜を思い出しましたね。葉先にとまるキリギリスとイナゴが、この松岡美術館の翡翠白菜型花瓶上部のキリギリスとよく似ている。

 

 故宮博物館では、ガイドがまず翠玉白菜と肉形石の所に案内して、あとは自由に見学して下さいと言う。それくらい有名な作品である。

 

 

 翡翠の作品ばかり紹介してしまったが、他にも正に”アメイジング・チャイナ”のタイトルにふさわしいものがずらりと展示されている。

 

 スゴイな、松岡美術館。

 

 

以下常設展示より

 

◆エネヘイ像 エジプト 前1279ー前1213年頃

 

◆セクメト像 エジプト 前1550ー前1295年頃

 

◆ゼウス ローマ期 1-2世紀頃

 

◆ミネルヴァ ヘレニズム後期 B.C.100年頃

 

◆【ペネロープ】ブールデル 1912年

 

◆アフロディテ ローマ期 2世紀頃

 

 

 同時開催の「昭和の日本画と洋画 松岡翁 晩年の眼力」の紹介ができなくなってしまった。当館の創設者である松岡清次郎が、80歳から94歳という最晩年に選んだ作品を日本画10点、洋画18点を展示。

 おおむね著作権の生きている作品なので、写真OKはごく一部だったがその中から『ベネチヤ異変』1985年(角浩)をご紹介。



同上(拡大)




 

 

 松岡美術館の後、”すし兆” にてランチ。二度目。

 おいしうございました。

 

白金ではドンキも上品な装い。