2023年9月2日
これは先日チェコ時代の知人と8年ぶりくらいで会ったときのランチ。上野の蕎麦屋でのもの。
そこそこの有名店らしく、昼時は少し過ぎていたが満員の盛況だった。蕎麦屋とはいえメニューは豊富で、しかも料理のできはよい。ちょっとお高めでしたけどね。
左上から時計まわりに、蕎麦、ビールと焼酎オンザロックス。ビールの左のグラスは水ではない。この焼酎は獺祭の米焼酎で初めて飲んだ。私は普段焼酎はめったに飲まないが、これはなかなかのものでしたね。昔新潟にいたころ、さるバーでママがとっておきといって出してきたのが越乃寒梅の米焼酎。これは絶品であった。一般にはほとんど出回らない品らしく、正に幻の酒であった。空いたボトルと箱を持って帰りましたぜ。あれ、とっとけばよかった。
ビールの下はあなごの白焼きの天ぷら。これはかなりレベルの高いお味でした。その下、”磯自慢寒造り”の一升瓶。真ん中がそれをグラスに注いだところ。「磯自慢」といえば、芳醇旨口のブームの先駆けとして、「十四代」や「飛露喜」と並んで人気のあった銘柄。今でも人気は衰えない。美味しうございました。
その左、いぶりがっことチーズ。よい取り合わせ。その上がメンタイコを焼いたもので、これも美味。
これはその二日前くらいの夜の会食。友人がチョイスした大阪風の店。
中央二つがその時飲んだ酒だが、もう一つ飲んだ日本酒は写真撮り忘れた。これ以外にビールを二杯くらい飲んでおり、少し飲みすぎたせいか、食べ物の味をよく覚えていない。
これは自宅近くのスペイン酒場で、息子と娘の三人で夕食。
スペインのワインだったが、具体的に何と訊かれると答えられない。
トップに掲げた蕎麦屋のランチよりかなり安かった。その値段にしては料理のクオリティが妙に高い。パエリア、アヒージョ、牛タンのワイン煮込み等々丁寧な調理で、こんなマイナーな場所で営業しているのが不思議なくらいだった。
米鶴 純米かすみ酒
発泡清酒で飲みやすい。米鶴酒造は山形県の酒蔵。創業は元禄末期の1697年というから、300年以上の歴史がある。戦時下の企業統合にも単独で生き残り、原材料不足も耐え抜いて家業を守り通したあっぱれな蔵元である。
グラスは東京三菱銀行(当時)の1997年の販促品。ミッキーが描かれている・・ということはペアでミニーのグラスもある。発泡性のお酒なのでシャンペングラスにしようかと思ったが、雰囲気の似ているこれにしてみた。
鶴齢 純米酒
鶴齢は新潟県は南魚沼のお酒(青木酒造)。
南魚沼というとどうしても八海醸造の『八海山』のイメージが強い。新潟にいたころは鶴齢はあまり飲む機会がなかった。新潟の「端麗辛口」とは若干雰囲気が違い、吟醸香が香るような味わい。なかなかいいお酒でしたね。