2022年10月16日

プラハの音楽留学生が帰国後結成したトリオ。コロナ禍で3年ぶりの対面開催。こぢんまりしたコンサートにはそれなりのよさがある。







曲目はウクライナに思いを馳せ、愛と平和をテーマに選んだそう。
1.シューマンが妻クララに贈った愛の曲
2.カザルスがスペイン内戦に抗議して作ったと伝えられる。曲紹介をした五十嵐さんは、ウクライナの現況に思いを致し、途中で嗚咽混じりになるほどで、思わずもらい泣きしそうになりました。昨日の「題名のない音楽会」で堤剛さんがこの曲を弾いておられました。
3.4.ドヴォジャーク、スメタナともチェコの国民的作曲家。かつてソ連に蹂躙されたチェコの姿が今のウクライナに正に重なる。
5.グリエールはウクライナ、キーウ生まれ(ただし父親はドイツ人、母親はポーランド人で当時のウクライナはロシア帝国領)
6.スークもチェコの作曲家、バイオリニスト


4枚目の写真は会場のテラスから眺めた空。希望の光が射してきたように見えました。


Brava!