2022年10月1日 NHK交響楽団市川公演(市川市文化会館)

 

 

今日はこれでした。
市川市文化会館、リニューアルということで、その音響の良さに驚きました。いや、N響の技量かな。今年聞いたオケは東京フィル(4回)、読響、新日フィルだが、やはり圧倒的にN響が抜けている。指揮者と真剣勝負をしている気配がみなぎっていて、聞く側もいい意味で緊張感を強いられたように感じました。
小菅優さんのピアノは力強かった。このジェンダーフリーの世に適当な言葉とは言えないのかも知れないけれど、「男性的」な演奏だった。オケの圧倒的な出力にたった一人で立ち向かい、全く負けないパワーを感じることができた。

 月曜日に小山実稚恵さんのラフマニノフ(井上道義/新日フィル)を聞いたばかりだけど、今度は小菅さんのラフマニノフを聞いてみたい。
 N響は終演後の写真撮影を解禁したのでありがたく撮らせてもらいました。そう言えば、5月にサントリーホールで終演後にスマホ構えていたら、女性スタッフから鬼の形相で怒られました。ゴメンナサイです。

 

出演

指揮 アレクサンダー・リープライヒ

ピアノ 小菅優

管弦楽 NHK交響楽団

 

プログラム

モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73「皇帝」

モーツァルト 交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」

 

アンコール 

ソリスト ショパン練習曲第1番 O.25-1 「エオリアンハープ」

N響 グリーグ 「ペール・ギュント」組曲第1番 作品46から「オーゼの死」