2022年2月13日

 

 ワタシの世代では、服部克久氏が出てきた頃に服部良一さんの息子か、と眺めていたものだが、百音さんはその克久さんの孫だ。

 で、その百音さん。あの小柄で華奢なからだで、エネルギー溢れる演奏と、迫力ある音を生み出す才能に敬服いたしました。私の取った席は、ステージに向かって右側の中央寄り、前後は真ん中よりも前の位置で、演奏者の表情も十分見える、臨場感たっぷりの場所であった。

 後半は、後方の席が空いていたので、ほぼ最後の列の中央に変更してもらい、じっくりと聞かせてもらいました。調和の取れた音響と、各パートの演奏がよく見えて、これも十分に楽しめた。交響組曲「シェラザード」は、コンマスのソロにくわえて、各パートがソロを奏でる場面が多いので、席を移って正解だった。密も避けられたし。

 アンコールはハチャトゥリアンのガイーヌより「レズギンカ(若者たちの踊り)」。打楽器大活躍!元気に終演、明日からがんばろう!