一年前に Face Book で7日間ブックカバーチャレンジに友人よりご招待いただき、この日が初日の投稿だった。そのとき採り挙げさせていただいた著者が高島俊男先生だった。

 高島先生は先月5日に心不全で亡くなられました。私の知る限り、大手メディアで訃報を伝えたのは産経新聞のみ。在野の中国文学者として、鋭い批評を展開してこられた先生にしては、あまりに軽い扱いであったことが残念でならない。

 なお、wikipedia では享年84と紹介しているが、享年とは死亡時の満年齢ではない。人がこの世に生まれれば、享くる年一である。したがって、享年はいわゆる数え年でいくつということになる・・というか、それが常識である。

最後の文章は少し先生の文体をまねてみた。合掌