定年後も東京で仕事を続けることができたのに、“魔が差したのか”親との同居を選んで大阪の実家に。
その選択が正解だったのか不正解だったのか、“まちがいさがし”をしても仕方ないこと。
ただ、退職が胃がんの早期発見につながったのは確か。
会社員時代に胃カメラ恐怖症(串刺しの気分になるので)で胃の検査を3年以上放置。
鼻から内視鏡を入れるので苦痛が少ない医院が実家の近くにあると父から聞き思い切って受診。
悪性化したポリープが見つかり内視鏡で切除。
幸いなことにその後の経過も順調。
東京で働き続けていたらきっと検査を先送りしていたはず。
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さらに思わぬ保険金が出て自宅のリフォームも実現!
それからも前立腺がんマーカーの数値が悪く生検を受けたり、妻ががん検診に引っかかったりといろいろあったものの、
夫婦が現在抱えている“がん”は近眼と老眼だけ。
たぶん。
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この時、がんの本人告知が当たり前になっていることに驚き。
担当医が言う前にパソコン画面に「早期胃がん」って出てたし!
不治の病から治る病になったということなんや。
確かに内視鏡検査がなかった時代にはよほど具合が悪くならないと診断はつかなかったはず。
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母の時も、担当医は「膀胱がんです」とあっさり言うてたし母も「そうですか」って答えてたし。
もっとも膀胱を全摘して人工膀胱になった生活の面倒くささを理解してなかったやろうけど。
私もまさか自分が母のオシッコの世話をするとは予想せず。
これは不運か天罰か。
うちの猫~がん飛ばしてる?