一方通行、ではなく | 塚原史章ライフログ〜RunWithyouプロジェクト〜

塚原史章ライフログ〜RunWithyouプロジェクト〜

走ることは、生きること

一人で走る苦しさも、孤独に走る悦びも。
誰かと競う厳しさも、誰かと繋ぐ嬉しさも。
ランナーとして、コーチとして、三児の父として。
日々考えていることを書き留めていきます。

週に一度。
それは、子どもたちと向き合う日。


自分の役割ってなんだろう。
塩川陸上スポーツ少年団の役割ってなんだろう。
指導者の役割ってなんだろう。


スポ少の都度考える。


1年生〜6年生まで100名が所属するこのスポ少で。
みんなを同じ方向に動かすことは簡単ではない。
簡単に動かせるものでもない。
目的も、目標も、参加する理由も異なる子どもたち。

難しい難しいと言ってる間に。

一年生の頃から来ていて、良い走りをする子だなと見ていた子が、私がいちばん嫌な言葉を使っていました。

「本気でやって意味あんの?」
「自分ひとりなのに頑張る意味がわからない」

あぁ。
おれはこういう選手を生んできてしまったのかと。

分母が大きくなれば、
速くなる、結果を出す子がいる一方で
伸びない、結果が出ない(部内で勝てない)子がいる。

小学生。
子供のようで大人。
大人のようで子供。

どこにフォーカスを当てるのか。
どこまで伝えるのか。
どうやって伝えるのか。
知れば知るほどにわからなくなっていくなぁ。

そして。

考えるべきは、もう片側も。

子どもたちが何を求めているのか。
何を考えているのか。

それも意識しなくちゃ。

おれは一方通行が多い。

自分の大事にするところは大事にしながらも。
考えなくちゃ。