仕事に復帰する前に、思っていることを書こうと思います。


赤ちゃんが産まれてくることを1番、楽しみにしていたのは、娘でした。周りには兄弟がいて、自分にはいなくて…と思っていたと思います。娘には「赤ちゃんがお腹にきてくれるかは、分からない。来なかったら、ごめんね。」という話はよくしていました。その度に、娘の前に流産した子の話もして、娘が無事に産まれてきてくれて、幸せだよ…と伝えてきました。


今回、妊娠したことは娘にエコー写真を見せながら、報告しました。反応が楽しみで、動画を撮りました。娘は妹か弟ができることをとても喜んでいました。その動画を見る度に、幸せだったな…と感じます。


娘にも私が妊娠していることは、友達に言わないと約束していました。順調に成長できたら…と思っていましたが、結果的に死産となってしまったので…。でも、娘は私のお腹に赤ちゃんがいたことを友達に伝えたかったようで、「話してもいい?」と聞いてきましたが、「赤ちゃんが亡くなってるから、言わないで」と伝えました。自分がお姉ちゃんになるはずだったこと、赤ちゃんが産まれるはずだったことを知ってほしかったのだと思います。


入院の前日に、娘に手紙を書きました。「お姉ちゃんになれたこと、お腹に赤ちゃんがいたことは本当のことだから、忘れないでね」と伝えました。娘は手紙を読みながら、泣いていたそうです。


自分の気持ちより、私を心配してくれる優しい娘なので、娘をお姉ちゃんにさせてあげたいです。でも、叶えてあげられるかは分からないので、自分にできることはやりたいと思います。