無事に妊娠することができ、前の病院に通い始めた頃の話を書きます。


久しぶりの産婦人科で、妊娠できたことを伝えると院長先生も一緒に喜んでくれました。内診で赤ちゃんを見てもらうと心拍は確認できましたが「胎嚢が小さい」と言われました。不妊治療の病院の先生には特に何も言われていなかったことを伝え、様子を見ることになりました。最初の妊娠が、9週で稽留流産していたこともあり、不安はありましたが、9週を無事に迎え今回は大丈夫…と思っていました。


娘の時は、夜だけつわりがあり、食べたら吐いていました。今回は、眠気が強く、仕事から帰ると横になっていることが多く、少しずつ夜だけつわりが始まりました。娘の時は吐いたらすっきりしていましたが、今回は食べなくても気持ち悪く、吐くものがないのに吐き気が強く、吐いていました。仕事中はつわりもなく、落ち着いていて、ご飯も食べられました。仕事が終わり、帰る頃になると気持ち悪くなっていましたが、つわりがあるのは、お腹で赤ちゃんが元気な証拠と思い、耐えられました。


娘がインフルエンザになり、1週間後に私もなってしまいました。妊娠中でも飲める薬を処方してもらい、赤ちゃんが心配でしたが、つわりもあったので、大丈夫だと思っていました。


もう少しで安定期と思いながら、赤ちゃんに会えることを楽しみに健診に行きました。初めての腹部エコーでしたが、先生から内診を促され、画面を見ていると心拍がないと言われました。先生に言われたのは2回目だったので、「またか」と思い、今後の説明を聞きました。


赤ちゃんは13週くらいの大きさで、その頃に心拍が止まっていたようです。何の症状もなかったので、何が原因かも分からずでした。遅い時間で待合室には誰もおらず、1人で静かに泣きました。