介護という仕事をしていて

「あの人は仕事早くてすごい。」

「あの人は仕事遅くて駄目だ」

とよく聞きます。

仕事というのは具体的に言うと

「食事介助が早い」「着替えするのが早い」 「入浴介助が早い 」とかを言います。

仕事が早くていいことはあります。

時間が余ることで他の業務にあてたり、ちょっと休憩することはできます。

丁寧に声かけをしているのになんでこの人は早いんだろうと考えてると思います。

ある程度の早さは必要と思います。

私はけして早くていいことばかりではないと思います。

考えてみて下さい。

早いって何かを削ってやっているのではないかと。

丁寧に声かけして更衣をしてますか?  

 食事介助が丁寧にできてますか?

全部できて早いのならその人はすごい人です。

見習ってもいいかもしれないです。

遅い人は悪いと私は考えません。

もしかしたら遅さには何か気を付けていることを本人の中であるのではないか。

丁寧に声かけして更衣、食事介助ができているのではないか。

業務以外に居室の整理整頓してるのではないか。

と考えます。

単純に慣れてなくて遅いのであるのかもしれません。

つまり何が言いたいかというと

「利用者にとって満足されるサービスができてますか?」

仕事早い人に何で仕事が早いか聞いてもいいと思います。

仕事遅い人に何で仕事が遅いのか聞いてもいいと思います。

それぞれに理由があるはずです。

お互いの気を付けていることを知って、仕事をしていたらお互いの気を付けていることができていいはずです。

自分のやり方を見直して、相手のいいやり方を覚えていくことができたら、仕事ができる人だと私は思います。

自分のやり方を正しいとも限らないかもしれないと考えて私は仕事しています。

仕事が早い、また遅いという理由を知り、利用者にとっていいサービスをしましょう。

参考になれたら嬉しいです。