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はじめまして。

ゆずの母と申します。この度はご覧くださりありがとうございます。

 

雑種の男の子。ゆず。推定年齢1歳0か月。

 

ゆずとの出会い

 

 

 2021年11月、ベランダに置いてあるスリッパが数日間かじられてぼろぼろになることがありました。

スリッパに白い毛がたくさんついていることがわかり、猫じゃないか?という話になりました。

数日後、隣人の方が一階にある自転車屋のオーナーの方に私のスリッパ事件を話すと数日前、非常階段下で白っぽい毛の子猫が鳴いていたので一週間ほどお店で保護して、飼い主さんや里親さんを探していたということです。

しかし見つからなかったので知り合いに猫の保護活動をしている方を紹介していただき、引き渡したということでした。

保護されていた白い毛の猫が我が家のベランダにきていた子に間違いないと思いました。しかも子猫が3階まで来て、私のベランダだけでいたずらをしていった事に運命を感じました。

自転車屋のオーナーの方が撮った子猫の写真を見て一目ぼれしました。

そして、譲渡会に参加しているゆずに会いに行き、2021年12月トライアルをして家族になりました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 保護されて我が家に来る前も体調不良と膵炎の疑いで入院していますが長くなりますのでここでは省かせて頂きます。詳しいことはこちらに治療の経緯と共に記載していますのでぜひご覧下さい💦

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2021年12月26日

 我が家でトライアル開始。この時にはすでに猫風邪で結膜炎を起こしていました。しばらく抗生物質で治療をしていましたが改善しないため、転院したところでクラミジア感染症と診断されました。クラミジア感染症に効く薬を処方していただき2022年1月まで治療をして緩解しました。

 

2022年3月25日

 体調不良で受診したところ猫伝染性腹膜炎。FIPと診断されました。


 猫コロナウイルス抗体が102400倍以上と高い数値が出ました。

 

 未承認薬での治療をするために転院。未承認薬での治療をすぐに開始しました。

84日間、同じ時間に服薬して緩解を目指します。ゆずの場合、6月14日が84日目となり治療のめどがつく予定でした。しかし体重があまり増えなかったため再燃疑いとして投薬を延長しました。

 7月中旬頃から体重が増え、安定してきたので8月初旬と9月に血液検査をして緩解という診断をもらう予定でした。

 しかし…

8月1日

 

昨日まで元気だったゆずが朝から物陰に隠れ、動かなくなり、14時にはヨダレを垂らすようになり、高度救命救急センターを受診しました。そこで門脈シャントの可能性があると診断されました。

検査結果は、門脈シャントの特徴であるアンモニアの数値が687と高数値でした。肝性脳症とみられる神経障害も出ていたため、すぐに入院し、点滴での治療を始めました。

 

緊急入院中のゆず 


8月9日

CTとMRIの検査の結果、門脈シャントが見つかり、体循環門脈シャントと診断されました。入院先の高度救命救急センターでは門脈シャントの手術をしていないため、二次診療専門の動物医療センターに紹介状を書いてもらい退院しました。

 

8月15日

高度動物医療センターに入院し段階結紮手術の1回目を行いました。

 

 手術後初めての面会

「ぼくもかえるー」ものすごく後ろ髪の引かれる思いでした。



8月19日

退院。自宅での服薬治療開始しました。

 

 退院してすぐお気に入りのキャットタワーへ



  難病であるFIPと門脈シャントになってしまった現在では保険に入ることができなくなってしまいました。その為、治療費は全額自己負担となり高額になってしまいます。私は、パート収入の一人暮らしです。経済的余裕は全く無く、無茶な医療費を捻出してきました。人懐っこく、可愛いゆずの病気を治してあげたいという私の気持ちを猫好きでゆずが可愛いと思ってくれる家族たちが治療費を貸してくれることで何とかやってこれました。

 

 だっこされて眠るゆず


 何人かの友人には、いくら何でもお金をかけすぎだ。人間の生活が優先だし、野良猫だったのにそこまでするのはどうかと思うと言われたこともあります。もちろん私の生活あってのことだと承知しておりますが、ゆずは私にとって家族の一員です。治してあげたいとおもってしまいました。

 FIPの治療が終われば保護された時から病気と治療を繰り返してきたゆずになるべく穏やかな生活をさせてあげようと考えていた矢先に先天性門脈体循環シャントの症状を発症してしまいゆずがここまで頑張って生きてきたのに…と思うとどうしても治療をあきらめることができませんでした。

 

 1回目の手術は無事に成功し、アンモニアの数値が手術前には687(8/1)、457(8/12)と高数値だったところ手術後(8/19)には24と正常値になりました。

 

 ↑6倍の数値が出た検査結果

 ↑手術後


 現在は2回目の手術に向けて体力の回復と肝臓の成長を待っている状態です。

 

 すでにFIPの治療費に200万円以上使ってしまいました。これまで、近所の信頼のおけるかかりつけの獣医師さんと高度救命救急センターの先生、高速道路を使い片道1時間弱のFIPの専門の先生がたの力を借りて頑張ってきたゆずです。生きてほしいと思うのは私のエゴだと十分に承知しております。ここまですることに様々な意見がおありかと思います。そのうえでご支援をお願いするのは大変心苦しいのですが、ゆずを助けるためにお力を貸していただければと思いこのプロジェクトを立ち上げました。

 

クラウドファンディングのURLはこちらです↓ 

 readyfor.jp/projects/104137


最後になりますがこちらが門脈シャントについての説明になります。

猫の門脈体循環シャントの主症状

 

★肝性脳症に伴う異常行動

★よだれが多い

★食欲不振

★尿結石

★血尿

★尿の1回量が少ない

★おしっこの回数が多い

★尿酸アンモニウム血症 

 シャントのある猫では、肝臓でのアンモニアから尿素への代謝が低下し、血液中のアンモニア濃度が異常に高まる「高アンモニア血症」に陥ります。

また窒素代謝異常のため血液中の尿酸濃度が異常に高まる「高尿酸血症」を起こします。結果として、代謝されなかったアンモニアと尿酸の尿中濃度が異常に増加し、おしっこの中に尿酸アンモニウムの結晶が現れたり、ひどいときには結石を作ることもあります。肝臓の障害が尿結石として現れるのは、こうしたメカニズムによるものです。

ゆずの場合

 

 肝臓が小さく、肝臓に入っていく血管も少ないため問題となっているシャントを1回で縛ってしまうと門脈圧が上がってしまうので手術を数回行う段階結紮手術をおこなうことになりました。

 

このプロジェクトを成功させ、2回目の手術をして、ゆずと長い時間を共に暮らすことを望んでいます。保護されてからずっと闘病生活のゆずに穏やかな時間を過ごさせてあげたいと願っています。

 

 どうか皆様のお力を貸したいただけないでしょうか?

 TwitterとInstagramにゆずの様子をあげています。ご支援、応援のほうよろしくお願いいたします。 

Twitter➛@yuzu0808kai

Instagram➛kai20.18