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廣渡麗子です
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学校の少人数制教育制度について
このブログの読者様は、【子を持つ親】である方が半数以上だと思います
なので、私なんぞよりもはるかに、教育制度については関心が高いかと思うんですが
クライアントさんとの会話でもよく出てくるし、私自身も講座等をやっていて思うことがあるので、取り上げてみました
私個人の理想としては、カナダの教育制度がいいなあ~と思っています
現場で働く人達の役割分担がハッキリしていて、
授業の担当→教論
心のケア→カウンセラー
身体のケア→看護師
と明確に分かれているので、大人側にゆとりが生まれるのではないか、と
もちろん日本も今はそうなってますが、連携という部分では若干境界線が曖昧な気がします。
あくまでも 【明確】 であることが大前提かな、と
それはつまり責任の所在が明らかになるので、日本の国民性には不向きなのかもしれない。
痛み分け、って言葉もあるくらいですからね
それはそれで日本のいいところでもあるんだけど、結果的に全員のためにそれが一番いいのではないかなーと思うんです。
まず現場の人は自分の仕事に集中できる、その分余裕もできる。
子ども達も、どこに何を相談すればいいか明確。
何でもかんでも担任教師の責任、では、キャパを超えるのは仕方がないと思うんですよね。
大人に余裕がないと、子どもの小さな変化には気付けないです
親が自分の子ども1人の変化に気付くのだって、なかなか難しいです。
それを、何十人も抱えた、たった1人の先生に全員の変化を見落とすな!というのは、結構なハードル
実際、私も講座やってて思います。
私のやっていることは暴力がテーマなので、当事者の方もそうでない方も参加します。
中には、何気ない言葉でフラッシュバック起こす人もいる、反応して攻撃的になる人もいる。
稀に「うるさい!」と怒鳴る人もいる、わざと否定的な言動を繰り返す人もいる。
たった1日、たった数時間、その会場内で安全であるよう保ち続けることは、すごく大変です。
小さな変化を見逃さないように、と細心の注意を払いながら講義をして、休み時間だからといって気を抜くわけにはいかない。
1日終わったら、ヘトヘトになります(笑)
だから私にとっては、最大20人がベストです。
この人数なら、全員に目が行き届きます。
でも、大人を20人管理するのだって大変です。
学校だと相手は子どもですよ、大変なのは容易に想像がつきます
なので私は個人的に、少人数制の教育方針は賛成です。
あとは役割分担がもっともっと明確になって、それぞれが各専門の仕事に集中できることが望ましいですよね。