夏休みが終わりました。

一昨日久々にりんごとバトル。

2時までやりました。


きっかけはしょうもないことだけど

思い返せば大学に入ってから

いろいろな出来事があって

私も言いたいことが溜まっていたのかも




とくに7月末はしんどかったなーと

ブログを読み返して思う。



試験期間、大学辞めていいよと

何度も言った。

励まして、慰めて、

元気が出るようにずっと話を聞いた。


あー、またここでストップなのかと

目の前が暗くなったりもした。



それほど疲弊し

打ちひしがれていたりんごなのに

かろうじて、というより

わりと健闘して

前期の結果は思ってたよりずっと

マシだった。

どないやねん

騒ぎすぎやろ



私は心配性だし

親にも心配かけたくないし

自分の中で解決するまで

弱音や愚痴は極力言わない


それにそもそも他人に期待しないから

傷つくことも嫌な思いすることも

あまりない気がする


りんごはずっと

嵐のような心の中を

これでもかと実況中継するし

他人に期待しているので

他人の言動や行動に振り回されて

悩み続けているため

私にそれを全てぶつけてくる。


私にとって誰かに助けを求めるのは

最終手段だけれど

彼女にとってはそれが

最初の手段なんだよな…


私は最終的な話として聞いてしまって

熱くなり苦しむ。

それなのに

かなりあっさりと解決していくため

疲弊し混乱してしまうのだなーと

最近気づいたんです。




そう思い至ると…

自分の子育てを振り返り

ため息。


りんごを育てるのに必要なのは

熱い根性じゃなくてとんちだった

今更わかっても遅い…


考えても仕方ないけれど

りんごってどうやって育てるのが

正解だったのかなー



私とりんごは

ミスマッチ親子なんだと

つくづく思う。



だからこそ私は

とめどなく学ぶのだけど



私とりんごは考え方がまるで違う。

なぜかわからないけど

脳の形やしわの入り方まで

全て違うんじゃないかなとさえ

思う。



私は自分でいうのもなんだが

義理人情がある

わりといいやつだと思う。


だけどりんごと話して熱くなり

それが高じて口論になった後には

自分は嫌な人間なのかもしれない

自分ってほんと単純でちっぽけな奴だと

感じてしまうのだ。



りんごも私と口論になった後は

私とはちょっと違った種類の嫌な気分に

なっているに違いない

「誰にも理解してもらえない」とか

「この母は結局私を理解してない」とか

そういう類の。




彼女は私の影

私は彼女の影






私は自虐的な性格であり

彼女は他罰的な性格だから


私は客観的であり

彼女は主観的だから




他人に迷惑をかけないという意味では

私が正しく


自分を大事にするという意味では

彼女が正しい



でもそもそも、正しいの基準が

お互いの価値観の中で全く違うので

争っても解決しないんです。

国同士の戦争と一緒ですね…




正直、お互いから学ぶことはあまりできない。

ただ、自分とは違う考えの人が居ることを

強烈に感じるだけだ。



そんな私たちが争うと

とにかくセオリーどおりには

ことがすすまない。

落としどころがみつからないから。



ここで後悔を感じるはずとか

ここで普通は折れるはずとか

そういうのが全然ないの。

後悔…感じない!

ここで…折れない!

えーっ?!!魂が抜ける何この人…?!!



こんなこと思えるのは

彼女は最近かなり成長してきて

自分の思いを文章化して

なんとか伝えてこれるように

なってきたからなんだけど。



天邪鬼で

筋が通らない意見を

どうあっても曲げない

モンスターのようなりんごが



ちょっと人とは違う

理解され難いが

でも一理ある意見を

私に伝えられるようになってる



これは成長なんだと思う

喜ばしいことなんだから

喜びたいのだけど…



でも、なんかねー

私たちの関係が

劇画調のスポ根漫画から

ソフトでポップな不条理漫画に

移行していく感じで。。

受け入れ難いのよ、なんか…



他人に期待しないとかいいながら

いつかは分かり合えるとか

本当はわかってるはずとか

りんごには期待してしまってたんだなあ



これって夫のことで悩んでいた時と

一緒かも。





親子だと思わず

外国人、いや異星人だと思って暮らそう。

いい意味でね



彼女との関わりや

言葉がけの方法を

しっかり見直していこうと思う。




絶対今より穏やかで、いい関わりが

できるはずなんだから。




分かりあうより

分からなくてもよしとする

そんな関係を目指します。




私は諦めない。

諦めが悪いところが劇画調スポ根漫画の

醍醐味だからね。