山口県山口市
アロマフランス
認定クレイテラピスト
south wind sea therapy
MARI ☆ mari の
佐伯 眞理子です。
私のブログにお越し下さって
ありがとうございます
はじめましての方は私のプロフィールを良かったら、読んで下さいね➡️☆☆☆
脳幹出血で倒れた夫と私の
軌跡、
奇跡
ともいいます。
そんなお話です。
前回までのお話 ➡️ ☆☆☆
夫が倒れて3日めの朝を迎える
周南市美術博物館の通りは綺麗な桜並木がある
その時の私には綺麗な桜を愛でる余裕も無い
それどころか、悲しい花になりそうである。
その年からしばらく、桜の花を見ることが辛い季節になっていた。
今は大丈夫よ👍
午前中、夫に会う。
相変わらず、たくさんの計器を囲まれ、目は閉じたまま。
まさに、生かされている状態
挿管されているので表状もとても苦しそうに見える
それでも、声をかける。
「お父さん。目を開けて」
手をぎゅっと握ってみる。握り返すかも知れないと期待を込める。
なんの返事もない
それでも、繰り返し、繰り返し声をかける。
手を握る
私はあきらめないからね❗
午前中、ドクターの話がある
心なし、険しい表情が柔いた?
「今日で3日目ですが今、人工呼吸機を口から繋いでいますがご主人もしんどいと思います。気管切開してカニューレの挿入をした方が良いとおもいます。簡単な手術です。こちらをおすすめします」
この頃の私は医療知識も乏しい。
でも、楽になるんだったら
そしてドクターはこうも言った
「佐伯さんの場合は長くなりそうですから」
最初はピンと来なかったが
確実に前日の言葉から少しは希望が見えている。
明日をも知れないと言われた命はとりあえず、繋がったのね。
しかし
気管切開するということは、声が出せなくなる。
しゃべれなくなるということなのだ
この時の私は一時的な事なので、そのうち声も聞くことができるさ
と安易なことを考えていた。
簡単なオペではあるがオペ室で行った。
オペ室から出て来た夫は喉からの管で人工呼吸機に繋がれていた
が確かに口からよりその表情が楽になっていたと思う
命は繋がっている。
しかし、まだまだ目も開けず、意識は無く、昏睡状態である。
そんな変化の3日目であった。