手紙 | ひとりごと・・

ひとりごと・・

日々の出来事、思うことをダラダラと。

断捨離をしていたら、新婚当初のモノが色々出てきました。

その中に仲良くしていた同期の友達からの手紙が出てきました。

 

彼女はめっちゃ美人で進学校を出ていて高校では陸上をしていたという「どこに欠点があるの?」というタイプでした。

ハキハキしていて面白い話も沢山していたし、誰とでもフランクに話すような彼女は私の憧れの存在でもありました。

 

同期で最寄り駅も隣だったので、一緒に通勤していました。

友達が電車に乗ってから4駅、駅から職場まで1キロちょっとかな。行きも帰りもその間、他愛もない話をしていました。

彼女は私より1年早く退職したのですが、その後もちょこちょこ食事したり一緒に出掛けたりしていました。

夫の友達ともフランクに話していたので、一緒にスキーに行ったりしていました。

 

そんな彼女ですが、私が結婚して県外へ行っても時々遊びに来てくれました。

 

ただ、その頃から恋愛の話もするようになりました。

20代だからそのテの話はよくあるものの、彼女の場合はどうも男運が良くないようで彼女持ちか既婚者が相手という・・・

 

私がこっちに戻ってからも近くにアパートを借りて独り暮らししていたのですが、一度そこにお相手の奥様が乗り込むという修羅場もあったようでした。

 

強いと思っていた彼女もその繰り返しに病んでしまったようでカウンセリングを受けているとかカッターを手首に当ててみたとか当時の手紙に書いてあるのを見て当時子育てに追われていた私は彼女の気持ちに寄り添ってあげられていただろうかと思い、胸が締め付けられるような思いでした。

 

次男が亡くなってからは連絡を取れなくなってしまいましたが、彼女の実家の前を通る度に今も元気かな、幸せになっているかなとふと思ったりします。

 

彼女のことを思い出すときはいつも笑顔しか浮かばないくらい明るい子でしたが、辛いことの多い時期があったこともあり、彼女の幸せを願ってやみません。

 

どうか幸せでありますように。