一部修正再投稿
こんばんは
お越しいただき
ありがとうございます
本日2作目の掲載です
今回は
詩というか
ショートストーリーでしょうか💦
またまた分かりづらいかもしれませんが
色々な意味を込めて書きました
どうぞ
お読みください
mint
詩1510
「獣（けもの）になった君へ」
ぎぎぎぃと
爪を立てて引っ掻く音は
耳を塞いでも聞こえてくるほど
力がこもっている
獣になってしまった君は
我を忘れて怒りをあらわす
止めることは叶わなくても
少しでもその怒りを
抑えることができたなら
僕はこの命は惜しくない
僕の血も
僕の肉も
捧げる覚悟はできている
あの日あの時
止めなかった僕は
自分自身で“罪人（つみびと）”
と言う烙印を押した
この後悔は
一生持つことになる
この世は
争いだ
楽に生きることなど
出来はしない
君は間違ってなどいなかったのに
僕が道を外させてしまった
そうなる事、
それを望むのは
君だけじゃない
僕も一緒なら
良かったのに
君と対峙しながら
僕は過去を思い出していた
君の笑顔は
ずっと忘れない
今だって
この想いは
変わらないよ
mint