これはクーデター宣言ですね!(ー_ー#)
総理をはじめ、自民党や改憲論者は憲法というものを国内法だと誤解しているのではないでしょうか。
憲法はそれ以外の法律とは異なります。種々の法律は国内の法秩序を文字化するという意味で国内法なのですが憲法は国のあり方を内外に示すという役割を担うものですから大きく言えば、「international law」という意味での国際法なのですね。
したがって、日本の憲法、すなわち日本国憲法は「日本という国がいかなる国家であるかということを、まず海外に宣言し、その宣言した原理に従って国内法の整備を議会と内閣に命じ
る。」という役割を果たすことが予定された規範なのです。
る。」という役割を果たすことが予定された規範なのです。
そうであるがゆえに、憲法はその国の国内政治の趨勢で改正できるようなものではないのです。憲法を頻繁に改正する国は国際社会ではあまり尊敬されません。同じように、自国の憲法を蔑ろにする政府は他国から軽視されます。
日本が日本国憲法に手を加えれば、確実に国内が不安定になり最悪の場合、政治思想の違いが原因で暴力対立が起きることでしょう。
そうなれば、日本の産業は停滞し生産性は低下し国民の暮らしは激しく劣悪化するでしょう。海外の覇権民族はこうした日本の凋落を見過ごすことはなく日本はいずれかの国の支配下に落ちることでしょう。
法や憲法について十分学ぶ機会を与えられなかった日本国民に、政府は憲法改正の可否を求めてきています。あまりにも不公正だといわざるを得ません。