お蔵入りしていた2年前の作業風景をご紹介致します

僕のポリシーとしてオフロードバイクのリムは「ブラック」と決めてます
2年前にCRF150R2を買った時にも新車時に交換しました
ニップルをニップルレンチで少しずつ均等に緩めて行きます
1本だけを完全に緩めてしまうと、周りのスポークにストレスを与えてしまうので
少しずつ緩めましょう
これだけ緩むと手で回るんで外してしまうとスポークは抜けます
新車時にリム交換する時はハブからスポークを抜く必要はないけど
途中交換の場合はスポークも1本1本磨きたいんで全バラします
CRF150R2の場合は28本のスポークは全て同じ物なので構いませんが
メーカー車種によってはイン側アウト側右側左側で長さが違う場合があるので要注意

完全にバラした状態
新車時なのになぜ全バラしたのかと言うと
全部組み終わった後に人から
「新車ん時はスポークそのままでリムだけ替えればよかとよ」って言われて
「あっ
」って思った次第で…。新品のエキセルリム

4つ程前の写真でスポーク抜いてるの見て分かるように
スポークがクロスしてるんで組む時は上側(アウト側)からさして行きます
ニップルは軽く留めとくだけで

リムの穴の向きはイン側アウト側右側左側と4方向に向いてるので
ニップルを付けた時にキレイに収まるようになってます
アウト側を全部さしたら
イン側も
この調子で反対側も
そして軽く留めてたニップルを
スポークのネジ山が丁度かくれる所まで締めます
ホイルバランサーなんか持ってないんで
車体に取り付けます
これで一度ホイルを廻してみてください
スポークのネジ山って意外と正確なもんで
ほぼブレは無いと思います
ニップルの裏側は+ドライバー(六角レンチの場合アリ)が使えるので
あとは少しずつ均等に有る程度締めて行きます
いくらか締めて行くとブレも出て来ますので
目視であったり、色鉛筆をリムのギリギリの所で固定して
ブレてる所を探ってみたりして本締めして行きます
左右のブレの時は一番ブレている所のニップルを2か所もしくは4か所緩めて
反対側を3か所もしくは5か所締めます
締めるときは真ん中を一番強く、その両側は少し控え目に締めましょう
上下ブレの時は5~6か所ずつ緩めてから反対を締めないと
あまり効果はないと思います
鉄則は緩めてから締める!
ブレが取れたらリムバンドの代わりにガムテープを2周巻きます
リムバンドよりもニップルの緩み防止にもなると思います
あとはタイヤを組んでキティちゃん付けて完成
施工前
施工後
やっぱブラックリムはいいねぇ
みなさんもいかがですか
アスファルト道路を走る訳じゃないんで
バランスはそこまでシビアにならなくてもいいと思います
ただニップルの増し締めは忘れないように
おしまい



















