ホントはとっくの昔に直って復活してたけど
なんだかんだと忙しくて
多分大作になるだろうと思ってたんで
なかなかブログアップしてかった訳ですよ

ポン太くん
が僕の部屋でイタズラしようと遊んでますが今夜頑張ってアップしてみます

写真ばっかだけど

まずは壊れたエンジンを車体から降ろして
シリンダー、ピストン、キャブレター、リードバルブ、フライホール等を
外してしまったのがこんな感じ。
外したパーツが後ろに写ってますが
ピストンはもうゴミなんであんな扱いでいいんです。

ポン太くん寝ました
左がクランケースプーラー、右がベアリングプーラーという特殊工具

こんな感じでクランクシャフトの中心とその周り3点を押さえて
中心のボルトをネジ込んでやればクランクケースが分解出来るんです。

完全に外してしまうとクランクシャフト、ミッション、シフトドラム等が見えます。
このクランシャフトも焼き付いててベアリングがゴロゴロ言ってたんで交換です

クランクシャフトを外したあとのクランクケース。
ベアリングプーラーでベアリングを抜いてる所。
これもゴロゴロ言ってたんで交換です。
反対側のクランクケース。
ベアリングが抜けました。

ここに新品ベアリングをプレス機で圧入します。
その時、新品ベアリングは冷凍室でギンギンに凍らせておくと
熱膨張率の関係で常温時より僅かに小さくなるようで簡単に入って行きます。
昔はハンマーで叩いて入れようとしたりして逆に壊したりしてたけど
今はプレス機も安い物なら1万円くらいで購入出来るから
いろんな修理にトライ出来ると言うもんです
まあプレス機や特殊工具はみんな友達のマッちゃんのだけど

ここにジャ~ン
新品クランクシャフト
¥54.000-なり~~~~

これがエンジンの心臓部です
もう片方のクランクケースのベアリングも新品と交換して

新品のガスケットを取り付けて反対側のクランクケースをかぶせて
10本のボルトを均等に締めて行きます。

今まで乗って来たモトクロッサーは訳あって、ほとんどエンジンはバラして来たけど
クランクケースを組む時はケースの合わせ目は国産の場合、液体パッキンばかりで
KTMのように普通にガスケットだと作業がやりやすかったですねぇ
はい!これでクランクケースは形的には出来上がりだけど
このまんまじゃクランクシャフトはスムーズに回ってくれません。
芯だしをしないといけないんですねぇ。
ポン太くん寝返り中
クランクシャフトをコンコンっと軽く叩いてやるんですよ。
クランクシャフトは曲がってしまいます。
そんなスペーサーを僕がこの為に買うわけが無く
100円玉などで代用するわけですよ。
500円玉や10円玉など微妙に厚さの違う物を巧みに組み合わせて
それでも合わない時には巻いてるマスキングテープの巻き数で調整したり。
今回はたまたま500円玉のみで

上の写真で黄色いの見えてるでしょ!

うまぁく芯が出るとコンロッドを掴んでクランクシャフトを回すと
こんなに軽く回ってくれます。
手とコンロッドがブレて写ってるから、軽く回ってるんだと何となく分かるでしょ

クラッチハブをのせてセンターナットを仮組して
クラッチ板とフリクションプレートを交互に入れて行きます。
全部入れ終ったらインパクトレンチでセンターナットを締めます。

その時、クラッチユニットが回転しない様にギヤにウェスを噛ませます。

次にクラッチ板にフタをします。このパーツの名前知りません
その次にクラッチスプリングを均等に締めて行きます。
あとはカバーを付けて

あと全部組んじゃいましょう!
だいぶ、はしょった
エンジン組み上がり


シリンダーの圧縮計ったら9.25kpa
全然いいじゃん
中古のピストン取っといて良かった~
部品代約¥70.000-
ピストン新品だと、あとプラス1万円以上

バイク屋さんにお願いしてたら工賃5万くらいはするのかな

この組み方は、僕独特な所もあるので参考程度にしといて下さい

もう出来上がってるんだからさ~
早く乗りに行きたいな~


おしまい

















