柏レイソル | YUZO KOBAYASHI OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

柏レイソル

こんにちは。
長いことブログを更新できず、申し訳なく思ってます。ごめんなさい。

でもこのブログを見てくれてる人なら、更新できなかった理由を少しだけでも理解してもらえるかなと、そんな甘い期待を持ったりもしてます。

ていうかこんなどうでもいい前置きなんていりませんね。
報告します。


僕、小林祐三は横浜Fマリノスに移籍します。

移籍を決意した時からずっとブログでどう報告しようか考えてきました。

『本音に限りなく近い建前』で今までブログを書いてきた、これからもそうすると思う。けど今日書くことは100%本音です。今の思いを綺麗な一つの文章にはできないので箇条書きします。



七年間という歳月を柏の街で、柏レイソルで過ごしてきました。
寝て、起きて、ご飯食べて、音楽を聴いて、恋をして、失恋をして、買い物をして、そしてサッカーをして。
長いような短いような七年間でした。
入団会見をしたのが昨日のようにも、何十年前のようにも感じられる。
それだけ楽しかったことも辛かったこともどっちもあったのだと思う。


二回もJ2に落としてほんとごめんなさい。でも、ついてきてくれてほんとにありがとう。
だから二回共一年でJ1に上がれました、ほんとにありがとう。
レイソルサポーターやレイソルファンのみんなにはいつも助けらた。
辛いことも嬉しいことも、全てを共有できた関係だと思ってる。
一緒に泣いて、笑って、闘った。
そんな関係を築けたことが自分自身なによりの誇りです。
みんなとタイトル獲れなかったのはほんとに心残り。
悔し涙ばかり流させて、流してるとこ見せて。
一緒に嬉し涙を流したかった。それだけが心残り。


高校三年生の時にいくつかオファーを頂いたなかから柏レイソルを選びました。
他の同年代の選手が華やかに活躍するなか、入れ替え戦やJ2降格を味わって
『なんで俺だけ‥このチーム選んだの失敗だったのかな』
最初の数年はそんなことばかり考えてた。
けどいつのまにかレイソルを大好きになってた。
レイソルに関わる人たちが大好きになった。
黄色いユニフォームを着て日立台でプレーするのが1番の幸せになってた。

今はレイソルを選んで良かったって心の底から思ってる。
正解だったとも思ってる。
100%思ってる。そう思えた今回の移籍です。



移籍の噂がでてから毎日辛かった。
全力で引き止めてくれた人達も、涙を流して訴えてくれた人達も、裏切り者の烙印を押した人達も、みんな自分のことを愛してくれてたんだなって思ったら、辛くて辛くてしょうがなかった。
こうなってから周りの人達の気持ちに気づいた。
柏のこと大好きだよ。
愛してる。

けど、自分のなかでそれに勝る気持ちがあった。
チャレンジしたいって気持ちは変わらなかった。
自分に嘘はつけないから。
この選択をしました。

それとこのタイミングについて。
なんで去年じゃないかとか聞かれるけど。
僕のなかでは落としたまんまが嫌だった。オファーがあったのが今年だったから。それだけ。
個人個人いろんなタイミングがあるから、落ちたタイミングで移籍するのが悪いなんて全く思わない。
ほんとに自分がこのタイミングだと思っただけ。


今季の最終節、草津戦。
試合の前後にたくさんコールしてくれてありがとう。
自分の名前をあんなにたくさんの人に叫ばれてほんとに幸せだった。
自分が選択した移籍なのに、あの場で泣いて、まともにみんなの顔見れずに挨拶できなくて‥情けない奴です。



自分のいろんな気持ちをわかってもらおうなんて、そんな図々しいこと考えてません。
ただ、一つだけ、
七年間ありがとうございました。
この気持ちだけはわかってもらいたい。
今はこんな言葉聞きたくないって人もたくさんいると思う。
そしたらしばらくありがとうの言葉だけ、心の片隅に居座らせてください。

スタッフやチームメイト、会社の人達のおかけで素晴らしい環境のなかサッカーができました。
改めてこの場でお礼を言わせて頂きます。ありがとうございました。

うん。

なんかキリがない。

一生のお別れをするわけじゃないし、あんまりグダグダ言ってもしょうがない。

それと日頃お世話になっていてまだ挨拶できず、このような形でこの移籍を知ったみなさん、ほんとにごめんなさい。至らぬとこだらけですがこれからもよろしくお願いします。




そして横浜Fマリノスのクラブ関係者、ファン、サポーターの皆様、これからよろしくお願いします。今回のエントリーは柏のみなさんに向けて書かせていただきました。
また次のエントリーで改めて挨拶させていただきます。

この決断が正しかったと、絶対に証明してみせる。
それができるのは僕だけだから。

よし、こんな感じです。

どうしょもない文章。でも本音です。

どこに行っても僕は僕です。

応援よろしくお願いします。

それでは、また。

スタジアムでお会いしましょう。