剣術・・・其の伍 | 私的、大東流合氣武道の考察 ~達人への道は達成できるのか~

私的、大東流合氣武道の考察 ~達人への道は達成できるのか~

大東流の一修行者です。日々思った事を書きます。最近、巷の道場、間違いが多いと感じます。
悩んでる修行者に是非見て貰えたらと思います。

介者剣術の刀法

 

 

隙間の少ない甲冑に対しては

立位の状態ではなかなか刃物は

相手を殺傷しにくく、

 

西洋ではメイスのような

欠けない叩きつける

道具が有効

解ります。

 

(剣術・・・其の参)でも書きましたが
アマゾンプライムで視聴できる
【甲冑バトル ザ・ナイトファイト】

でも登場しますね。

 

メイスはちなみにこんな感じです。

↓↓↓

 

 

 

これを見ると

日本で言えば金砕棒が具足では

防ぎようのない武器で有効だった

のかと思います。

これなら刃物も叩き折ったり

欠けさせたりできたでしょう。

ちなみに金砕棒はこんな感じです。

↓↓↓



 

 

 

甲冑は20㎏もあり重いので転んだら

起き上がるのが大変です。

従って

転ばせて甲冑の隙間から

刀を突き刺して

仕留める戦法

有効な手だったでしょう。

 

前回も述べましたが 

甲冑姿でも足は草鞋であったので

そんな

防御力の少ない足先を狙う

攻撃方法もあったに

違いありません。

 

 

(剣術・・・其の弐)

柳生での介者剣術から 

素肌剣術への変遷を述べましたが、

現代は素肌剣術もほとんど正しく

伝わっていない状態です。

介者の刀法は失伝してしまった

ものも沢山あるのではないかと

思います。