剣術・・・其の四 | 私的、大東流合気柔術の考察 ~達人への道は達成できるのか~

私的、大東流合気柔術の考察 ~達人への道は達成できるのか~

大東流の一修行者です。日々思った事を書きます。最近、巷の道場、間違いが多いと感じます。
悩んでる修行者に是非見て貰えたらと思います。

介者剣術の歩法

 

前回は(剣術・・・其の参)で介者剣術の構えについて述べましたので

今回は介者剣術の歩法について述べます。

 

前回、でも述べましたが、甲冑は重い(約20㎏)です。

 

で、一般的には甲冑を着用した介者剣術の構えは

 

足幅を広くして腰を落とした低い構えと言われています。

 

が、

 

師匠の見解は違います。

 

姿勢がポイントだと前回も述べました。

 

だとすれば歩き方も従来言われていたような

 

大股のまま1歩ずつ、

あるいは

チョンチョン飛びながら踏み出していく

 

のは違うというのが師匠の見解です。

 

確かに重い(約20㎏)甲冑着て上記歩法をするのは

 

難しそうです。

 

 

あと、

 

武具は隙間以外は防御力も高いので、容易にやられる事はありません。

相手に武具の隙間を見せないようにして、 強気に詰め寄る事も

できたことでしょう。

 

また、

甲冑装着状態での歩法の話をするに中で特筆すべき事は足先です。

以前書いた草履のブログでも述べましたが、専ら武将は甲冑着てても足は草鞋だった

ようです。西洋の甲冑とは大きく違いますね。!!無防備です。

防御力以上に足の機動性を重視したようです。

 

 

草履を履いている訳ですから、当然、

 

 

撒菱(マキビシ)

とかには弱かったでしょうね。