介者剣術の歩法
前回は(剣術・・・其の参)で介者剣術の構えについて述べましたので
今回は介者剣術の歩法について述べます。
前回、でも述べましたが、甲冑は重い(約20㎏)です。
で、一般的には甲冑を着用した介者剣術の構えは
足幅を広くして腰を落とした低い構えと言われています。
が、
師匠の見解は違います。
姿勢がポイントだと前回も述べました。
だとすれば歩き方も従来言われていたような
大股のまま1歩ずつ、
あるいは
チョンチョン飛びながら踏み出していく
のは違うというのが師匠の見解です。
確かに重い(約20㎏)甲冑着て上記歩法をするのは
難しそうです。
あと、
武具は隙間以外は防御力も高いので、容易にやられる事はありません。
相手に武具の隙間を見せないようにして、 強気に詰め寄る事も
できたことでしょう。
また、
甲冑装着状態での歩法の話をするに中で特筆すべき事は足先です。
以前書いた草履のブログでも述べましたが、専ら武将は甲冑着てても足は草鞋だった
ようです。西洋の甲冑とは大きく違いますね。!!無防備です。
防御力以上に足の機動性を重視したようです。
草履を履いている訳ですから、当然、
撒菱(マキビシ)