丸3年以上ぶりに歌詞書いた。
書けなかった!!!!!
もともと大したことないけれども、やはり継続はそれなりにちからだったんだな…

歌詞を書かなくなったのは書けなくなったからで、
わたし自身のこころがループしていてどこにも抜け出せないと思ったからだった。
いろんなことがあって、生きてて良かったと思ったり、あのとき死んでおけば良かったと思ったりした10数年だった、
ループから抜け出す明確なきっかけは別になかったけれども、あるいはまだその循環のなかにいるのかもしれないけれども、わりと今の自分をフラットに良いとこも悪いとこも見えるような気もする。
でも他人から聞く評価やひととなりは新鮮なのでどこまで行ってもやっぱり見えてはいないのかも。

明確に失っていき、衰えていき、焦りもあるし諦めもある、途方もなさは積み上がっていくけど、
それはそれなりに死ぬまで生きていて、怯えるだけじゃなくそのとき楽しく暮らしていてもいいんじゃないかと思えてきた。
若者の言う「今が楽しければそれでいい」とはまったく違うけど…
唯一尊んでくれた家族の記憶からも無くなっていくのだ。この先を憂いて何の備えになるんだろう。

これからまだ10年あるのなら、傷ついたり後悔することもあるだろうけど、できるだけ愛することに使っていきたいなと思う
10年前、20年前に見ていた夢は多分もう叶わないけど、この程度の自分で、他人の動向に依存せず、懸命にできることは愛することのような気がする。

時間はとても短いから、できる限りのことしていこう。
いきおい消費だけするんじゃなくて、いつも大切にはしていたい。
人生は前を向いている限り「途中で終わる」。
大成しなくたっていいんだから、反省したりよくやったと思えたりを繰り返して、ありがとうとごめんを繰り返して、そういうひとりになりたいな。







誰かのファンで居るのは楽しいし
いろんな供給で毎日を生き繋いだりするけど
ふと自分に何もないなと思ったりするのは
かつての深い闇から
前に進んできた証拠なんだろうか

お金と時間とこころとスペースを使って
せめて誰か何かの役に立てばと思ったりして
発信したり声高に応援したりするけど
でもそんなのはない
何にもない自分と向き合わないと
これは何の役にも立たない
自分の心以外には

だからもっと何かをしたほうがいい
存在意義を感じたいなら
ここじゃない何かで

人生はあっという間だな
来年は何かを好きになって
自分や暮らしを大切にして
新しい方向へ進みたい

自分にとってだけは 無意味じゃないから
今日までをふまえた明日になればいいし
自分も他人もゆるして
嫌いにならないでいたいよ

後悔はするもの
どう心がけたって
だから今素直に生きるほうがいい
自分を取り戻したほうがいい







これは9月のせい
ハリネズミになる
風が吹いてる
帰りたい街を想うから
自分のわがままを思い知れる
君がいる
たぶん心には
もういない
だけど心には

まだ足は浮いて着く
押されるように歩いてる
絶望も悲しみも
解決しないすべてを
いまも諦めきれずに
傷つけて傷ついてる
自分が憎くてたまらないけど
自分が大切でもあるから


9月
風の月


どこかで止まない戦い
無意味で平凡なわたしの日常

願うことも見失うような
穏やかでかなしい慈愛

帰りたい場所 欲しくてたまらないもの
本当に諦めたなら
この人生を生きなきゃいけないな

たいせつなひとは もう
みんなひとりじゃない

わたしだけが要らない
やさしい世界
待ってても与えられない
これがこの身にむしろ過分

大好きなものに何も出来ないなら
手を尽くすしかない
この大嫌いなすべてのために

わたし





絶望のなかで喚いて
それをないものねだりと言われたら
何を願えるでしょうか?

もう恵まれていると諭されたら
何を喜べるでしょうか?


家もあって 仕事があって
不具合はあっても健康で
それはそう それは過分?

孤独で 過労で 体は痛んで
先は闇で 心は苦しくて
嫌悪と戦いしかなくて
自分は愚かで 無力で
それはそう この身には十分?


もう頑張れない 夢がないから
もう諦めたい 愛がないから
自分らしくって言われても
自分さえ手放してきたから

自分の店じまいを考えてる
できるだけ穏やかだといいと思ってる

友達はいて 楽しくて
好きなものはあって 楽しみで
そして何? すべてが虚しい
何もかも別に 結局 関係がない
そう思ううちに 結果を見ずに
もうこのまま終えたい

罪深いせいだというなら 妥当だから
信じれば救われるというなら
もう天に帰していい

ひとを傷つけて うまくもできなくて
そんな毎日はもういい
変えられもしない自分ももういい



穏やかで 静かで 優しくて 哀しくて
論破されない絶望のなかにいる
もう光が差すことはない 明らかに



いまは終わりかたを探してるだけ













戻りたい過去はどこにもないけれど
いまに繋がる道は断ちたい














背に負って 覗き込んでいる絶望
もうなにもかも
優しく 遠い








おめでとう

メールを見てすぐ これはと思い
でも驚きもなくて
これ以上ないきれいなかたちなのではないかと
思うからありがとう
よかったねえ きっと幸せであるだろう
そうでありつづけていられますように

存外とてもフラットな気持ちだから
自分のこころがこんなにも
遠くに来ていたのを知る
すこしも 悲しくも寂しくもないのは
こころが他人だからなのかな
昔からの友だちくらいの好意と距離感


自分を振り返ると
こんなに遠くに来てまで なにもなくて
この先は失うことしかないので
胸のなかがざらりとする
人生の闇のどん底に落ちた時
嵐がいてくれたから死なずに来られた
そのどん底から微動だにしてない
現実は10年前からなにひとつ好転してない
わたしも何かを手にしたかったな
ひとなみの 仕事でも夢でも愛でも自己実現でも

すべてを祝福の気持ちで遥かに見送って
やさしくて穏やかな諦観
みんな幸せであるといい
わたしがそう願うのに関わらず





あなたのまなざし
虚しさと途方もない孤独を前にして
すこし諦めている顔

強く優しく潔い
抱えたがりの寂しがりや
愛を求めているんだと
声にしたっていいのに
その手を伸ばそうとはしない

どこにいても異邦人
帰る場所がない
愛されていると知っていて
なお渇いているから

心の奥にひろがる 浸されない砂漠

慈しんでいること
なんの意味があるでしょう
ただしく伝わったとして
喜ばしいものなのか

どうして愛しているのか
今となってはわからない
好きなところは多々あれど
それが失われても好きだから
魂の話

かっこつけて強がって それでもいい
自分を見限らないで
道はないと捨てないで
四階建てから降りないで

近くにいても遠くにいても
きっと あなたはわたしの範疇外
助けになれない と わかってる
古傷だって疼くし
この見窄らしさ 痛感してる

経過も結末も 見届けることすら
ないかもしれないけど
忘れないから きっと

救われてほしい
わたしが闇にいるのに
あなたは愛を信じてほしい
わたしが信じていないのに
希望を持っていてほしい
絶望のなかから祈ってる