今、秋田です。
秋田で、雪投げしていますと、
近所の人や通りがかりの人が、声をかけてくれます。
で、懐かしい言葉だな、と思ったのがいくつかありますので、紹介します。
まず、何かをしてもらって、お礼の言葉を述べると、、
決まって次の言葉が返ってきます。
「なんもなんも」
秋田弁で「どういたしまして」と言う意味ですが、「なんもなんも」は、
「何も何も」していませんから、お礼の言葉はいりませんよ、
わたしにとっとは、なんでもありませんから、お礼には及びません、
と言うニュアンスと思われます。
これは、英語(イギリス英語) でいう
「not at all(どういたしまして)」
に似ていると思いませんか。
not at all、何もない、全くない。わたしにとっとは、なんでもないことなので、お礼には及びません。
正統派英国英語。
秋田弁の深さを感じます。
次に、雪投げをしているときに、
かけられる言葉
「大難儀(おおなんぎ)だんしな」
たいへんな仕事で(一苦労しま)すね。という意味です。難儀は共通語ですので、秋田弁というわけではないかもしれません。
雪降ろししている作業員に、10時、3時など、「休憩時間ですよ」
という意味で使われる言葉です。
「タバコの時間」
年輩の方がよく使います。
最後に、
丁寧語として、
語尾に
「だんし」をいれます。
「なんもなんもだんし」
「大難儀だんし」
「タバコの時間だんし」
「おばんだんし」(こんばんわ)
です。
いかがだったでしょうか?
なにわだんし。
羽後中学校
私が中2の時にできました。
西馬音内中、新成中、明治中、元西中が合併してできた中学校です。