悲劇は土曜の福島5R
3コーナーあたりでずるずる後退
くずれるように馬場に倒れこんでいった
右前腕骨開放骨折 ※予後不良
2007年生産馬は7526頭(牝3727頭)
生産牧場を巣立ち育成牧場でのトレーニングを経て入厩
そしてようやくデビューを迎える
ここまでたどりつくだけでも大変なことだ
サラブレッドとして生まれても出走までこぎつけることが出来ない馬も多い
デビュー戦を2番人気で迎えるなんていうのは上出来中の上出来
レースも持ち前のスピードでいい感じで進んでいた
3コーナーまでは・・・
母シーキングマイラブは超がつく良血馬
デビュー戦も1.7倍の1番人気(6着)
6戦目でようやく勝ち上がるがその後1年は泣かず飛ばず
大きな怪我もなく6歳春まで走り続け43戦3勝(2着14回)
2着14回がこの馬の特徴をあらわしている
ジリ脚で勝ちきれない
でもコンスタントに走り続けた馬
その初仔のグリーンウィズダム
大物ではないだろうがコンスタントに走りいいとこまで行きそうな気がした
父フジキセキとあわせて考えれば1200M~1600Mぐらいが守備範囲だろう
昔に比べて2歳馬のデビューが早まった(約1ヶ月くらい)
この時期の1ヶ月が2歳馬にかける負担も大きいのだろう
昔に比べこの時期の新馬戦にも頭数が集まる
おのずと仕上げとかないと勝ちきれないことになる
以前は7月の函館少頭数というのが新馬の定番だったが・・・
それにしてもこの時期
北海道はまだ分かるが本州での新馬はやはりどうなんだろう?
興業的には宝塚までいまいち盛り上がりに欠けるこの時期
新馬で盛り上げるというのはいいのだろうが季節は梅雨
ただでさえアクシデントが起きやすい新馬戦のリスクは雨によって増す
この時期は北海道で1日2Rづつ新馬戦を行うっていうのが良い気がするが・・・
来年には順調ならグリーンウィズダムの弟(父アグネスタキオン)がデビューする
この馬の活躍が期待される